<トップ杯東海クラシック 最終日◇30日◇三好カントリー倶楽部 西コース(7,330ヤード・パー72)>
日本ツアー参戦から4年目して、ついに“キューちゃん”が栄冠を掴んだ。「トップ杯東海クラシック」最終日、アンジェロ・キュー(フィリピン)が6バーディ・ノーボギーの「66」とスコアを6つ伸ばし、トータル17アンダーで日本ツアー初優勝を挙げた。
満面の笑みでカップを掲げるアンジェロ・キュー
首位と1打差で迎えた最終日。目標は3つか4つ伸ばすことだった。だが、「今週で一番いいショットが何度も出た」と序盤から好プレーを連発。13番で約3mを沈めて、4つ目のバーディを奪うころには気づけば首位に立っていた。
だが、同組のY・E・ヤン(韓国)が15番でバーディを奪うと、2つ前の組のW・J・リー(オーストラリア)も連続バーディで追いついてくる。そんな中で迎えた今大会最高難易度タイの16番パー3。ここで明暗が分かれた。
左は崖。「ミスしても間違った方向にいかないように、というのはキャディとの約束事」とトラブルを避けるようにグリーンに乗せたがバーディパットは6m。先に打ったヤンのほうが内側についていた。だが、陽気なフィリピーノはここでもポジティブに考えた。「ここで先に入れられれば、ヤンさんにプレッシャーをかけられる」。狙い通り沈めてバーディとすると、その後に打ったヤンは決められず。勢いそのままに17番でも伸ばして2打差をつけ、迫り来る2人から逃げ切った。
日本ツアー参戦から4年目して、ついに“キューちゃん”が栄冠を掴んだ。「トップ杯東海クラシック」最終日、アンジェロ・キュー(フィリピン)が6バーディ・ノーボギーの「66」とスコアを6つ伸ばし、トータル17アンダーで日本ツアー初優勝を挙げた。
満面の笑みでカップを掲げるアンジェロ・キュー
首位と1打差で迎えた最終日。目標は3つか4つ伸ばすことだった。だが、「今週で一番いいショットが何度も出た」と序盤から好プレーを連発。13番で約3mを沈めて、4つ目のバーディを奪うころには気づけば首位に立っていた。
だが、同組のY・E・ヤン(韓国)が15番でバーディを奪うと、2つ前の組のW・J・リー(オーストラリア)も連続バーディで追いついてくる。そんな中で迎えた今大会最高難易度タイの16番パー3。ここで明暗が分かれた。
左は崖。「ミスしても間違った方向にいかないように、というのはキャディとの約束事」とトラブルを避けるようにグリーンに乗せたがバーディパットは6m。先に打ったヤンのほうが内側についていた。だが、陽気なフィリピーノはここでもポジティブに考えた。「ここで先に入れられれば、ヤンさんにプレッシャーをかけられる」。狙い通り沈めてバーディとすると、その後に打ったヤンは決められず。勢いそのままに17番でも伸ばして2打差をつけ、迫り来る2人から逃げ切った。