毎週、ゴルフツアー会場で選手たちを撮影し続けるプロカメラマン。インサイドロープでプロゴルファーの凄みや熱気を感じ、ときおり会話のやりとりを見聞きするなど、“試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な景色を紹介する【トップ杯東海クラシック編】。
【写真】青木功と肩を並べて歩くジャンボ
4カ月ぶりの試合となったジャンボこと尾崎将司。5年半ぶりの予選通過を目指したが、またしてもチャレンジは不発に終わった。「見ている人に感動を与えることができない。プロゴルファー失格だ」と寂しいコメントを残し、コースを後にしたが、ジャンボはやっぱりジャンボだ。
大会の2日目、最終ホールでのできごとだった。すでにグリーンオンしていたジャンボはカップから遠く離れて同伴競技者の奥からのアプローチを見守った。そのとき、「傾斜の読み間違いなのか、ミスなのか私には判断できませんでしたが、そのボールがジャンボさんのほうに向かっていったのです」と話すのは鈴木祥カメラマンだ。
写真に写っているボールがそのボールなのだが、このジャンボの笑顔はこの日見せたとびっきりのものだった。実は、このスマイルの前にある事件が起きていた。
「自分のほうに転がってくるボールに対して、カップ方向に蹴るマネをしたんです。これにはギャラリーも大爆笑というか大盛り上がり。プレーでは感動を与えられないとおっしゃいますが、そんなことないですし、ファンサービスもさすがといったところです。すごくいい雰囲気でした」(鈴木カメラマン)
【写真】青木功と肩を並べて歩くジャンボ
4カ月ぶりの試合となったジャンボこと尾崎将司。5年半ぶりの予選通過を目指したが、またしてもチャレンジは不発に終わった。「見ている人に感動を与えることができない。プロゴルファー失格だ」と寂しいコメントを残し、コースを後にしたが、ジャンボはやっぱりジャンボだ。
大会の2日目、最終ホールでのできごとだった。すでにグリーンオンしていたジャンボはカップから遠く離れて同伴競技者の奥からのアプローチを見守った。そのとき、「傾斜の読み間違いなのか、ミスなのか私には判断できませんでしたが、そのボールがジャンボさんのほうに向かっていったのです」と話すのは鈴木祥カメラマンだ。
写真に写っているボールがそのボールなのだが、このジャンボの笑顔はこの日見せたとびっきりのものだった。実は、このスマイルの前にある事件が起きていた。
「自分のほうに転がってくるボールに対して、カップ方向に蹴るマネをしたんです。これにはギャラリーも大爆笑というか大盛り上がり。プレーでは感動を与えられないとおっしゃいますが、そんなことないですし、ファンサービスもさすがといったところです。すごくいい雰囲気でした」(鈴木カメラマン)