「緊張する場面では、いつもよりゆっくり歩き、呼吸をし、話をする。そういう場面ではきっと速くなってしまっているから、そうすることによって普段通りのスピードになる」
「人と違うことをするのを怖れないでほしい。僕は30歳の若さで長尺パターを使いはじめたけど、ゼロからやり直したかったから。回りからはいろいろ言われたけど、結果は良かった」
どれも説得力のある言葉ばかり。マスターズを制覇したナイスガイのアドバイスは、目をキラキラさせたジュニアたちの耳に心地よく響いたことだろう。
自身は5歳からゴルフをはじめ、ほかにもテニス、豪フットボール、クリケットなど各種スポーツを経験したが、13歳でゴルフ一本に絞った。「プロになりたいと思ったのだろうね」と、そこから19歳でプロ転向するまで夢を諦めず、目標を持って取り組んだ。
「アマチュアとしてプロの試合に出ていて結果も出ていたので決めた」と、00年6月にプロ転向。「そのときは『世界一になりたい』、『メジャーで勝ちたい』という目標を持っていたけど、ちょうどそのあとの全米オープンでタイガー(・ウッズ)が15打差をつけて優勝して、『これは難しくなるな…』と思ったんだよ(笑)」と、プロ転向時に味わった不安も笑い話で披露した。
美スイングに甘いマスク、人格者とくれば人気が出ないわけはない。それでも、期待されたメジャー制覇はなかなか、訪れなかった。そのときが来たのが13年4月。「13年後にようやくマスターズに勝てて、14年には世界一にもなれた。本当にほしければ、ハードワークを続けること。そうすれば実現のチャンスは残るから」。
「人と違うことをするのを怖れないでほしい。僕は30歳の若さで長尺パターを使いはじめたけど、ゼロからやり直したかったから。回りからはいろいろ言われたけど、結果は良かった」
どれも説得力のある言葉ばかり。マスターズを制覇したナイスガイのアドバイスは、目をキラキラさせたジュニアたちの耳に心地よく響いたことだろう。
自身は5歳からゴルフをはじめ、ほかにもテニス、豪フットボール、クリケットなど各種スポーツを経験したが、13歳でゴルフ一本に絞った。「プロになりたいと思ったのだろうね」と、そこから19歳でプロ転向するまで夢を諦めず、目標を持って取り組んだ。
「アマチュアとしてプロの試合に出ていて結果も出ていたので決めた」と、00年6月にプロ転向。「そのときは『世界一になりたい』、『メジャーで勝ちたい』という目標を持っていたけど、ちょうどそのあとの全米オープンでタイガー(・ウッズ)が15打差をつけて優勝して、『これは難しくなるな…』と思ったんだよ(笑)」と、プロ転向時に味わった不安も笑い話で披露した。
美スイングに甘いマスク、人格者とくれば人気が出ないわけはない。それでも、期待されたメジャー制覇はなかなか、訪れなかった。そのときが来たのが13年4月。「13年後にようやくマスターズに勝てて、14年には世界一にもなれた。本当にほしければ、ハードワークを続けること。そうすれば実現のチャンスは残るから」。