<日本オープン 事前情報◇10日◇横浜カントリークラブ(7,257ヤード・パー71)>
抜群の相性を誇るとはこのことだろう。11日(木)に開幕する「日本オープン」に昨年チャンピオンの池田勇太が戻ってきた。
【関連写真】初優勝を挙げた14年の池田勇太 今よりも若い?
今年は年明けから精力的に海外試合に出場し、「全米オープン」以外の海外メジャー3試合に出場。忙しい年を送っているが、国内ツアーに腰を据えて戦う8月以降は、優勝一回を含むすべてトップ10と、好調の波に乗っている。
そんななかで迎えるゴルファー最強決定戦。2014年大会を制して初のナショナルタイトルを獲得してから15、16年は2位。昨年も優勝と、日本オープンといえば池田勇太といっても過言ではない。それでも「そんなの忘れているよ(笑)」と、余裕たっぷりだ。
「1年は早いもので、今年もこの舞台に戻ってこられたのがうれしいし、また日本オープンに挑むという気持ちで、今を迎えている」と、引き締まった表情で心境を明かす。「気合はおのずと入ると思いますが、入れ込みすぎず、いつも通りの気持ちで臨みたいです」と、誰よりも成績を挙げている大一番を前にも、気持ちを特別たかぶらせることはない。
現在の賞金ランキングは今平周吾に次ぐ2位。16年以来の賞金王も狙える位置で秋の陣に突入するが、「ゴルフの調子、ショットも含めてずっといい調子を保てている」と、自信をのぞかせる池田。予選ラウンドは谷口徹と石川遼という注目組で、横浜のギャラリーを大いに沸かせそうだ。
「1年戦っていく中でキーポイントとなる試合。ここでまた、いいプレーをしたいし、見せたいという気持ちです」と、ますます貫禄も出てきた若大将。節目となるツアー通算20勝目を挙げたばかりだが、25勝の永久シードに向けて、日本一の大会でカウントダウンを進める。(文・高桑均)
抜群の相性を誇るとはこのことだろう。11日(木)に開幕する「日本オープン」に昨年チャンピオンの池田勇太が戻ってきた。
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今年は年明けから精力的に海外試合に出場し、「全米オープン」以外の海外メジャー3試合に出場。忙しい年を送っているが、国内ツアーに腰を据えて戦う8月以降は、優勝一回を含むすべてトップ10と、好調の波に乗っている。
そんななかで迎えるゴルファー最強決定戦。2014年大会を制して初のナショナルタイトルを獲得してから15、16年は2位。昨年も優勝と、日本オープンといえば池田勇太といっても過言ではない。それでも「そんなの忘れているよ(笑)」と、余裕たっぷりだ。
「1年は早いもので、今年もこの舞台に戻ってこられたのがうれしいし、また日本オープンに挑むという気持ちで、今を迎えている」と、引き締まった表情で心境を明かす。「気合はおのずと入ると思いますが、入れ込みすぎず、いつも通りの気持ちで臨みたいです」と、誰よりも成績を挙げている大一番を前にも、気持ちを特別たかぶらせることはない。
現在の賞金ランキングは今平周吾に次ぐ2位。16年以来の賞金王も狙える位置で秋の陣に突入するが、「ゴルフの調子、ショットも含めてずっといい調子を保てている」と、自信をのぞかせる池田。予選ラウンドは谷口徹と石川遼という注目組で、横浜のギャラリーを大いに沸かせそうだ。
「1年戦っていく中でキーポイントとなる試合。ここでまた、いいプレーをしたいし、見せたいという気持ちです」と、ますます貫禄も出てきた若大将。節目となるツアー通算20勝目を挙げたばかりだが、25勝の永久シードに向けて、日本一の大会でカウントダウンを進める。(文・高桑均)