<日本オープン 最終日◇14日◇横浜カントリークラブ(7,257ヤード・パー71)>
国内最強ゴルファー決定戦「日本オープン」は、24歳の稲森佑貴の優勝に終わった。最終日を単独首位で迎えた稲森。前半は苦しいゴルフで8番までに1ボギー。ところが9番で10メートルのスネークラインを沈めると、10番でも7メートルを決めてバーディ。13番からも3連続バーディを奪い、最終ホールをボギーとしたものの、トータル14アンダーで見事に逃げ切った。
【写真】稲森、渾身のガッツポーズの一連を写真でプレーバック
ツアー初優勝が日本オープンという最高の舞台。30センチのウィニングパットを決めると、大きくガッツポーズ。「パットを決めたらガッツポーズをしてやろうと思っていました。あれができるのが気持ちいいですね」と、素直に公式戦制覇を喜んだ。
プロ転向は2011年3月、16歳のときだった。鹿児島県の実家はゴルフ練習場。小さいころから、練習場の2階に増設されたプレハブ小屋をマイルームとし、腕を磨いた。15年からツアー本格参戦。その15年から今季まで4年連続でフェアウェイキープ率1位。代名詞ともなっている「日本一曲がらない男」が「日本一強いゴルファー」に輝いた。
稲森の優勝で今季は20代の優勝が8人目。初優勝で見ると同じ鹿児島出身の出水田大二郎や秋吉翔太、重永亜斗夢ら九州勢が躍進している。「悔しさが大きくて、焦りもありました。大二郎君からは刺激を受けました。小学校からの付き合いで、うれしい半面、悔しさもあって、先を越されたという感じでした。でも今は感謝しています」。フェアウェイキープのように堅実にステップアップを図ると決めた矢先の優勝に、顔はほころびっぱなしだ。
国内最強ゴルファー決定戦「日本オープン」は、24歳の稲森佑貴の優勝に終わった。最終日を単独首位で迎えた稲森。前半は苦しいゴルフで8番までに1ボギー。ところが9番で10メートルのスネークラインを沈めると、10番でも7メートルを決めてバーディ。13番からも3連続バーディを奪い、最終ホールをボギーとしたものの、トータル14アンダーで見事に逃げ切った。
【写真】稲森、渾身のガッツポーズの一連を写真でプレーバック
ツアー初優勝が日本オープンという最高の舞台。30センチのウィニングパットを決めると、大きくガッツポーズ。「パットを決めたらガッツポーズをしてやろうと思っていました。あれができるのが気持ちいいですね」と、素直に公式戦制覇を喜んだ。
プロ転向は2011年3月、16歳のときだった。鹿児島県の実家はゴルフ練習場。小さいころから、練習場の2階に増設されたプレハブ小屋をマイルームとし、腕を磨いた。15年からツアー本格参戦。その15年から今季まで4年連続でフェアウェイキープ率1位。代名詞ともなっている「日本一曲がらない男」が「日本一強いゴルファー」に輝いた。
稲森の優勝で今季は20代の優勝が8人目。初優勝で見ると同じ鹿児島出身の出水田大二郎や秋吉翔太、重永亜斗夢ら九州勢が躍進している。「悔しさが大きくて、焦りもありました。大二郎君からは刺激を受けました。小学校からの付き合いで、うれしい半面、悔しさもあって、先を越されたという感じでした。でも今は感謝しています」。フェアウェイキープのように堅実にステップアップを図ると決めた矢先の優勝に、顔はほころびっぱなしだ。