先週の「日本オープン」では、初日、2日目、3日目とパターを変更して臨んだ石川遼。エースパターは8年使い続けているL字マレットの『オデッセイ ブラックシリーズiX#9』だが、予選ラウンド2日間はどちらもプロトタイプを投入。初日はブレード型のセンターシャフト、2日目は削り出しのL字型を使ったが、決勝ラウンドでは「あらためてエースのよさがわかったので」と、再びいつもの相棒に戻った。
【写真】石川遼は今週も真っ暗になるまでパット練習を敢行
今季は平均パット数(パーオンホール)が2位タイ。米ツアーに本格参戦する2013年以前も平均パット数はツアー上位に位置していたが、意外にも直近の優勝パターを見ればエース以外の存在も目立つ。
最後に優勝した16年の「RIZAP KBCオーガスタ」はエースの『オデッセイ ブラックシリーズiX#9』。ちなみに同大会の4日間トータルでの平均パット数は3位タイ。その前が15年の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」、「ANAオープン」の2勝だが、これはどちらもエースではなかった。日本シリーズが『キャロウェイ オデッセイ ホワイトホット#5CS』で平均パット数は4日間トータルで5位。そして、「ANAオープン」では、珍しいモデルが登場。『ODYSSEY DAMASCUS GRAND #9』だ。ダマスカス鋼という、刀剣などにも用いられていた希少価値の高い金属から削り出したもの。インサート部分に同素材を使用したモデルはすでに発売されていたが、ヘッド全体がダマスカス鋼から削り出されたものは珍しく、現在でも数十万の値段がつけられているものもある。ちなみにANAオープンでは平均パット数3位。エースパター以外にも、スポット参戦ながら石川の優勝を支えた立役者がいたようだ。
とはいえ、今季は5月の「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」でツノ型に変更したこともあったが、ほぼエースパターで参戦。長年使っているだけあってグリップも折れそうだと話したが、日本オープンでは予選2日間の変更を経て「(エースパターが)あらためて大好きになっちゃいました。愛しか感じなくなりましたね」と冗談を交えながらエースパターへの愛を再確認。今後は長年の相棒とともに歩むのか、それとも…?シーズン残りの試合は、手にするパターの変化に注目してみても、面白いかもしれない。
【写真】石川遼は今週も真っ暗になるまでパット練習を敢行
今季は平均パット数(パーオンホール)が2位タイ。米ツアーに本格参戦する2013年以前も平均パット数はツアー上位に位置していたが、意外にも直近の優勝パターを見ればエース以外の存在も目立つ。
最後に優勝した16年の「RIZAP KBCオーガスタ」はエースの『オデッセイ ブラックシリーズiX#9』。ちなみに同大会の4日間トータルでの平均パット数は3位タイ。その前が15年の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」、「ANAオープン」の2勝だが、これはどちらもエースではなかった。日本シリーズが『キャロウェイ オデッセイ ホワイトホット#5CS』で平均パット数は4日間トータルで5位。そして、「ANAオープン」では、珍しいモデルが登場。『ODYSSEY DAMASCUS GRAND #9』だ。ダマスカス鋼という、刀剣などにも用いられていた希少価値の高い金属から削り出したもの。インサート部分に同素材を使用したモデルはすでに発売されていたが、ヘッド全体がダマスカス鋼から削り出されたものは珍しく、現在でも数十万の値段がつけられているものもある。ちなみにANAオープンでは平均パット数3位。エースパター以外にも、スポット参戦ながら石川の優勝を支えた立役者がいたようだ。
とはいえ、今季は5月の「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」でツノ型に変更したこともあったが、ほぼエースパターで参戦。長年使っているだけあってグリップも折れそうだと話したが、日本オープンでは予選2日間の変更を経て「(エースパターが)あらためて大好きになっちゃいました。愛しか感じなくなりましたね」と冗談を交えながらエースパターへの愛を再確認。今後は長年の相棒とともに歩むのか、それとも…?シーズン残りの試合は、手にするパターの変化に注目してみても、面白いかもしれない。