＜三井住友VISA太平洋マスターズ 事前情報◇7日◇太平洋クラブ御殿場コース・静岡県（7,262ヤード・パー70）＞

ツアー初優勝を挙げた昨年の「関西オープン」では、美人キャディ・若松菜々恵さんとのタッグで注目された今平周吾。今年は菜々恵さんとの婚約を発表するなど“美人キャディ”にスポットが当たりがちだが、柏木一了エースキャディの存在も忘れてはならない。

【写真】美人過ぎるキャディ！

今季はマッチプレーの準優勝を含む12度のトップ10入り、現在賞金ランキングトップの今平の活躍を大いに支えているが、今日はその柏木キャディの姿が見当たらない。「昨日は熱があって来られなくて、今日は熱は下がったんですけど、体調が悪くて。明日はどうなるか、まだ分からないです」と、この日のプロアマは大会運営側に用意してもらった臨時キャディでラウンド。

賞金王争いも佳境をむかえる中、シーズン終盤の大事な1試合。本戦もエースキャディが不在となったら、不安も残るだろう…、と思いきや「どうですかね…、あんまり変わらない…」とポツリ。普段のラウンドで柏木キャディに頼っていることといえば、「風の方向とか…、距離も測ってもらっているけど、それは自分でもできるので。あとは…、水を自分で取らないといけないですね（笑）」。さすが賞金ランクトップの男、エースキャディの不在にもまったく動じていなかった。

「世界ランキング50位位内に入って、マスターズも出たい。世界ランキングも賞金王も、あと1勝しないと厳しいと思うので、それを目標にやるだけ」。今週を含めてシーズン残り4試合、これまで通り、淡々と進むのみだ。（文・谷口愛純）