<ダンロップフェニックストーナメント 3日目◇17日◇フェニックスカントリークラブ・宮崎県(7027ヤード・パー71)>
10番スタートの石川遼が迎えた最終9番ホール。ドライバーショットはキレイなストレート軌道でフェアウェイ右サイドを捉えた。グリーン左奥のピンに対して絶好のアングル。セカンドはピンに向かって飛んだが、上空でやや左にそれ、グリーン左のラフに止まった。
【写真】練習日には、ジャンボからなにやら教えてもらう石川
「セカンドも悪いショットではなかったのですが、ちょっとだけ引っかかってしまった」。ピンは左エッジから4ヤードで、しかも急激な下りやや左足下がりのライ。エッジまで約5ヤードと劇的に難しい状態で、石川は転がし、上げるための数種類の素振りを何度となく繰り返し、最終的に選択したのはロブショットだった。
極限までフェースを開き、大きく振りかぶって手前からヘッドを入れてボールの勢いを殺す見事なアプローチを披露。ボールは2メートルオーバーしたが、最高の見せ場だった。とはいえ、「もうちょっとでパーセーブできそうだったので、決めたかったと思います」と、このパーセービングパットは左にそれてボギーとなった。
上がりでのボギーは選手の心にはこたえそうだが、石川の表情には充実感がにじんだ。結局この日は1イーグル・3バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「70」とスコアを1つ縮めるにとどまった。トータル2アンダーの34位タイと上位進出は逃したが、それでも「内容的には数字よりもいい感じ」と最終日に希望を持つ。
10番スタートの石川遼が迎えた最終9番ホール。ドライバーショットはキレイなストレート軌道でフェアウェイ右サイドを捉えた。グリーン左奥のピンに対して絶好のアングル。セカンドはピンに向かって飛んだが、上空でやや左にそれ、グリーン左のラフに止まった。
【写真】練習日には、ジャンボからなにやら教えてもらう石川
「セカンドも悪いショットではなかったのですが、ちょっとだけ引っかかってしまった」。ピンは左エッジから4ヤードで、しかも急激な下りやや左足下がりのライ。エッジまで約5ヤードと劇的に難しい状態で、石川は転がし、上げるための数種類の素振りを何度となく繰り返し、最終的に選択したのはロブショットだった。
極限までフェースを開き、大きく振りかぶって手前からヘッドを入れてボールの勢いを殺す見事なアプローチを披露。ボールは2メートルオーバーしたが、最高の見せ場だった。とはいえ、「もうちょっとでパーセーブできそうだったので、決めたかったと思います」と、このパーセービングパットは左にそれてボギーとなった。
上がりでのボギーは選手の心にはこたえそうだが、石川の表情には充実感がにじんだ。結局この日は1イーグル・3バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「70」とスコアを1つ縮めるにとどまった。トータル2アンダーの34位タイと上位進出は逃したが、それでも「内容的には数字よりもいい感じ」と最終日に希望を持つ。