トーナメント優勝者など30人に出場資格が限られる「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を除き、多くの選手にとってシーズン最終戦となった「カシオワールドオープン」。賞金王、賞金シード、最終戦への出場権をかけて選手たちが白熱のバトルを繰り広げる中、大会はチェ・ホソン(崔虎星、韓国)の優勝で幕を閉じた。変則スイングで話題を呼ぶ“虎さん”の強さを、JGTOのコースセッティングなどを手がける田島創志に聞いた。
欧米でも話題沸騰! ホソンのスイングを真似する選手も【写真】
■“変則”スイング、実は(?)インパクト前がすごかった!
虎さんといえば、ついつい目がいってしまうのが個性的なスイング。しかし、真に注目すべきはくるりと回る動きが入る、インパクト前だ。「フォロースルーだけがフォーカスされがちですが、切り返しからの動きが相当よかったと思います。トップからインパクトまでで手の動きが全く入ってこないので、再現性が非常に高いんです」と解説する。フェースのターンを手ではなく体の動きで入れているため、ミスショットも少ない。「青木功会長も、“インパクト前がすごくいいな”とおっしゃっていました。フォロースルーはホソン選手の感情が出ていると思うのですが、クラブの動きを見ればすごさが分かります」。
大会4日間のスタッツを見ても、実力の高さがうかがえる。パーオン率は3位(77.78%)、ドライバーショットのうまさを表すトータルドライビングは9位、サンドセーブ率は1位タイ(100%)。「アプローチとパターがものすごくうまい。シーズンを通してパットが上位(7位)というのもありますし、2日目に天気が荒れたときも、ショートゲームでうまくコントロールしていたと思います」。
■苦労人・虎さんの秘めた強さ
欧米でも話題沸騰! ホソンのスイングを真似する選手も【写真】
■“変則”スイング、実は(?)インパクト前がすごかった!
虎さんといえば、ついつい目がいってしまうのが個性的なスイング。しかし、真に注目すべきはくるりと回る動きが入る、インパクト前だ。「フォロースルーだけがフォーカスされがちですが、切り返しからの動きが相当よかったと思います。トップからインパクトまでで手の動きが全く入ってこないので、再現性が非常に高いんです」と解説する。フェースのターンを手ではなく体の動きで入れているため、ミスショットも少ない。「青木功会長も、“インパクト前がすごくいいな”とおっしゃっていました。フォロースルーはホソン選手の感情が出ていると思うのですが、クラブの動きを見ればすごさが分かります」。
大会4日間のスタッツを見ても、実力の高さがうかがえる。パーオン率は3位(77.78%)、ドライバーショットのうまさを表すトータルドライビングは9位、サンドセーブ率は1位タイ(100%)。「アプローチとパターがものすごくうまい。シーズンを通してパットが上位(7位)というのもありますし、2日目に天気が荒れたときも、ショートゲームでうまくコントロールしていたと思います」。
■苦労人・虎さんの秘めた強さ