コーチとの関係性ももう一度見つめ直した。これまで以上に心を開いて、言いにくいこともちゃんと伝えるようにした。「マイナスな言葉を発するのは嫌ですし、それを人に打ち明けるのはもっと嫌なことですが、共有しないとどういう心境でミスが出てしまったのか。それを分析することができないですから」。
もうひとつ大事なことがある。それは“無意識”の意識化と共有。「ずっとやってきたゴルファーは、アドバイスを聞いたときに、無意識的にアドバイスの中で自分の中で取り入れるもの、取り入れないものを判別してやっていると思うんです。それを認識して、どうしているのかを伝えないとコーチも混乱してしまいますからちゃんと言うようにしました」。アドバイスを受けてどう感じたのか。どのくらい言われたことを意識したのか。細かい部分まで徹底的に話し合った。
そうしたことで、少しずつ絡まっていたヒモがほどけていく。
「身につけた知識と、自分の感覚とスイング、という2つの点が徐々に線になっていく。そうなると練習場でいいショットが打てるようになる。それができると次はコースで打てるようになり、突き詰めていくとコースで打てる回数が増えてくる。そこまできて、試合でも少しずつ打てるようになってきた。本当にちょっとずつ段階ですけど、ようやくここまできた。自分の中では出口が見えてきています」。
もうさまよっている状態ではない。キッパリと言い切れる。もやもやが吹っ切れて視界が良好になったからこそ、決戦を前にしてもさっぱりとした表情でいたのだ。
「いまのゴルフを持って行けば、QTでもいいゴルフができると思う。怖いものはない」。「カシオ-」ではトータル5オーバーで予選落ちとなったが、「QTに対する気持ちは不思議なくらい特別な感情は何もないですね。前向きだからこそ、何も思わなかったです」とサバサバした口調だった。
もうひとつ大事なことがある。それは“無意識”の意識化と共有。「ずっとやってきたゴルファーは、アドバイスを聞いたときに、無意識的にアドバイスの中で自分の中で取り入れるもの、取り入れないものを判別してやっていると思うんです。それを認識して、どうしているのかを伝えないとコーチも混乱してしまいますからちゃんと言うようにしました」。アドバイスを受けてどう感じたのか。どのくらい言われたことを意識したのか。細かい部分まで徹底的に話し合った。
そうしたことで、少しずつ絡まっていたヒモがほどけていく。
「身につけた知識と、自分の感覚とスイング、という2つの点が徐々に線になっていく。そうなると練習場でいいショットが打てるようになる。それができると次はコースで打てるようになり、突き詰めていくとコースで打てる回数が増えてくる。そこまできて、試合でも少しずつ打てるようになってきた。本当にちょっとずつ段階ですけど、ようやくここまできた。自分の中では出口が見えてきています」。
もうさまよっている状態ではない。キッパリと言い切れる。もやもやが吹っ切れて視界が良好になったからこそ、決戦を前にしてもさっぱりとした表情でいたのだ。
「いまのゴルフを持って行けば、QTでもいいゴルフができると思う。怖いものはない」。「カシオ-」ではトータル5オーバーで予選落ちとなったが、「QTに対する気持ちは不思議なくらい特別な感情は何もないですね。前向きだからこそ、何も思わなかったです」とサバサバした口調だった。