<ゴルフ日本シリーズJTカップ 初日◇29日◇東京よみうりカントリークラブ・東京都(7023ヤード・パー70)>
今年4月の「RBCヘリテイジ」で米ツアー初優勝を挙げた小平智。今季は国内ツアーに6試合目の参戦となるが、ツアー7勝目に向けて好スタートを切った。
【写真】小平智と美保夫人の優雅なスコットランド旅
前半を2バーディ・ノーボギーとすると、後半では11番パー5で花道からチップインバーディを決めて大歓声。その後はボギーとバーディを繰り返しながらも、スコアを崩すことなく迎えた最終18番パー3。3番アイアンで放ったティショットが、カップをかすめてピン左上約1.5mに。もうすぐでホールインワン達成というプレーに、再び大声援を受けてバーディ締め。6バーディ・2ボギーの「66」と、大会自己ベストタイのスコアで首位と1打差・2位タイ発進を決めた。
「このくらいのセッティングだと、アメリカだと8アンダーの選手も出てくる。その部分だと、もう少し伸ばせたかな」と、2018シーズン、米ツアーで18試合を戦ってきた小平に当然浮き足立った様子は一切ない。「“アメリカだったら”と考えると、余裕があるというか、上を見てゴルフをしている」と、日本を舞台に回りながらも、考えるのは世界のトッププロの目線。「日本のトップ10、優勝争いができるくらいのゴルフをアメリカでしていても、30位、40位なのでレベルが違うなと実感した。その錯覚で自分が悪いとしたくないので、そこからスキルを上げて頑張りたい」と、冷静に上を目指していく。
「はやく2勝目もしたいし、予選落ちしないでコンスタントにプレーできるようになりたい。来年からは腰を据えてやりたいので、フロリダのオーランドのほうに拠点を決めました」と、新シーズンの活躍に向けては準備万端だ。日本の頂上決戦で優勝、今季をいい形で締めくくり、弾みをつけて再び米国に旅立っていく。(文・谷口愛純)
今年4月の「RBCヘリテイジ」で米ツアー初優勝を挙げた小平智。今季は国内ツアーに6試合目の参戦となるが、ツアー7勝目に向けて好スタートを切った。
【写真】小平智と美保夫人の優雅なスコットランド旅
前半を2バーディ・ノーボギーとすると、後半では11番パー5で花道からチップインバーディを決めて大歓声。その後はボギーとバーディを繰り返しながらも、スコアを崩すことなく迎えた最終18番パー3。3番アイアンで放ったティショットが、カップをかすめてピン左上約1.5mに。もうすぐでホールインワン達成というプレーに、再び大声援を受けてバーディ締め。6バーディ・2ボギーの「66」と、大会自己ベストタイのスコアで首位と1打差・2位タイ発進を決めた。
「このくらいのセッティングだと、アメリカだと8アンダーの選手も出てくる。その部分だと、もう少し伸ばせたかな」と、2018シーズン、米ツアーで18試合を戦ってきた小平に当然浮き足立った様子は一切ない。「“アメリカだったら”と考えると、余裕があるというか、上を見てゴルフをしている」と、日本を舞台に回りながらも、考えるのは世界のトッププロの目線。「日本のトップ10、優勝争いができるくらいのゴルフをアメリカでしていても、30位、40位なのでレベルが違うなと実感した。その錯覚で自分が悪いとしたくないので、そこからスキルを上げて頑張りたい」と、冷静に上を目指していく。
「はやく2勝目もしたいし、予選落ちしないでコンスタントにプレーできるようになりたい。来年からは腰を据えてやりたいので、フロリダのオーランドのほうに拠点を決めました」と、新シーズンの活躍に向けては準備万端だ。日本の頂上決戦で優勝、今季をいい形で締めくくり、弾みをつけて再び米国に旅立っていく。(文・谷口愛純)