<ゴルフ日本シリーズJTカップ 初日◇29日◇東京よみうりカントリークラブ・東京都(7023ヤード・パー70)>
ツアートッププロ30人が火花を散らす最終戦。初日を終えて、単独首位に立ったのがアジア人初の海外メジャー覇者、Y・E・ヤン(韓国)。首位と2打差には米ツアー1勝の小平智とそうそうたる選手が並ぶ中、「ほぼ100点に近いラウンドでした」と堂々としたプレーを見せたのが、本大会に初出場の出水田大二郎だ。
【写真】出水田とHKTのコラボ?
傾斜が強く、高速グリーンに苦戦する選手が続出するなか、5番パー4では下りの4mを沈めてこの日最初のバーディを奪取し、そこから順調にスコアを伸ばした。
後半の11番パー4では、ファーストカットから打ったセカンドがグリーン左の隣のホールまで落ちていき、4オン2パット。痛恨のダブルボギーを叩いて後退したが、「うまく気持ちを切り替えられた」と直後の12番ですぐさまバーディを奪い返す勝負強さを発揮。そのままスコアを落とすことなく、6バーディ・1ダブルボギーの「66」でホールアウト。首位とは1打差、4アンダーの2位タイと好スタートを切った。
ダブルボギーからの復活劇を見せた精神力もさることながら、抜群のショット力を見せた。この日のフェアウェイキープ率は92.86%で1位。ほぼフェアウェイを外していない。ドライバーのうまさを示すトータルドライビングも1位、パーオン率も88.89%で1位と抜群のショットをもって、強豪ぞろいの中でスコアボードを駆け上がった。今季初優勝を挙げた期待の新鋭が、最終決戦で頂点を目指す。(文・谷口愛純)
ツアートッププロ30人が火花を散らす最終戦。初日を終えて、単独首位に立ったのがアジア人初の海外メジャー覇者、Y・E・ヤン(韓国)。首位と2打差には米ツアー1勝の小平智とそうそうたる選手が並ぶ中、「ほぼ100点に近いラウンドでした」と堂々としたプレーを見せたのが、本大会に初出場の出水田大二郎だ。
【写真】出水田とHKTのコラボ?
傾斜が強く、高速グリーンに苦戦する選手が続出するなか、5番パー4では下りの4mを沈めてこの日最初のバーディを奪取し、そこから順調にスコアを伸ばした。
後半の11番パー4では、ファーストカットから打ったセカンドがグリーン左の隣のホールまで落ちていき、4オン2パット。痛恨のダブルボギーを叩いて後退したが、「うまく気持ちを切り替えられた」と直後の12番ですぐさまバーディを奪い返す勝負強さを発揮。そのままスコアを落とすことなく、6バーディ・1ダブルボギーの「66」でホールアウト。首位とは1打差、4アンダーの2位タイと好スタートを切った。
ダブルボギーからの復活劇を見せた精神力もさることながら、抜群のショット力を見せた。この日のフェアウェイキープ率は92.86%で1位。ほぼフェアウェイを外していない。ドライバーのうまさを示すトータルドライビングも1位、パーオン率も88.89%で1位と抜群のショットをもって、強豪ぞろいの中でスコアボードを駆け上がった。今季初優勝を挙げた期待の新鋭が、最終決戦で頂点を目指す。(文・谷口愛純)