<ゴルフ日本シリーズJTカップ 3日目◇1日◇東京よみうりカントリークラブ・東京都(7023ヤード・パー70)>
ツアー屈指のパット巧者の石川遼が、この日はことごとくカップに嫌われた。今季はツアー2位(1.7388)の平均パット数を誇っているが、この日の平均パット数は2.0714回。きつい傾斜に加え、高速グリーンが待ち構える本コースで苦戦を強いられた。「難しいパットも惜しい感じでずっといっていたので、もどかしさみたいなものもあった」と、10番パー4では約2mのバーディパットがわずかにそれて入らず、思わずしゃがみ込んで苦笑いを見せた。
【写真】大会3日目から石川遼の写真を大量配信中
チャンスを決められず、オールパーで迎えた後半では11番でボギーが先行。そのままスコアを伸ばせず迎えた17番パー5では2オンに成功するも3パットでパー。最終18番パー3では、ティショットをグリーンの左奥に外したが、アプローチでピン左奥2mに乗せキツい傾斜を読み切ってパーセーブ。「17、18のマネジメントが悔やまれる。17の3パットパーを18のパーでチャラにできた感じもあるが、1打でも詰めたかった」と、ノーバーディ・1ボギーでフィニッシュ。1打後退し、トータル3アンダー・5位タイで最終日を迎える。
現在トータル6アンダー・首位タイには3人。石川と同じく3打差までには10人がひしめく混戦となっている。「まだまだ誰が勝つのかわからないけど、そうとうシビアな戦い。1打というのが本当に大きい」と、この日伸ばせなかったことが悔やまれる。大きくスコアが伸びない厳しい戦いで、明日は何が起こるかわからない。残り18ホールの可能性にかけて、今季最終ラウンドを戦い抜く。(文・谷口愛純)
ツアー屈指のパット巧者の石川遼が、この日はことごとくカップに嫌われた。今季はツアー2位(1.7388)の平均パット数を誇っているが、この日の平均パット数は2.0714回。きつい傾斜に加え、高速グリーンが待ち構える本コースで苦戦を強いられた。「難しいパットも惜しい感じでずっといっていたので、もどかしさみたいなものもあった」と、10番パー4では約2mのバーディパットがわずかにそれて入らず、思わずしゃがみ込んで苦笑いを見せた。
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チャンスを決められず、オールパーで迎えた後半では11番でボギーが先行。そのままスコアを伸ばせず迎えた17番パー5では2オンに成功するも3パットでパー。最終18番パー3では、ティショットをグリーンの左奥に外したが、アプローチでピン左奥2mに乗せキツい傾斜を読み切ってパーセーブ。「17、18のマネジメントが悔やまれる。17の3パットパーを18のパーでチャラにできた感じもあるが、1打でも詰めたかった」と、ノーバーディ・1ボギーでフィニッシュ。1打後退し、トータル3アンダー・5位タイで最終日を迎える。
現在トータル6アンダー・首位タイには3人。石川と同じく3打差までには10人がひしめく混戦となっている。「まだまだ誰が勝つのかわからないけど、そうとうシビアな戦い。1打というのが本当に大きい」と、この日伸ばせなかったことが悔やまれる。大きくスコアが伸びない厳しい戦いで、明日は何が起こるかわからない。残り18ホールの可能性にかけて、今季最終ラウンドを戦い抜く。(文・谷口愛純)