＜ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日◇2日◇東京よみうりカントリークラブ・東京都（7023ヤード・パー70）＞

シーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」がいよいよ最後の1日を迎えている。賞金ランクトップで乗り込んだ今平周吾は、自身初の賞金王戴冠を目前にしている。本大会で、賞金ランク2位のショーン・ノリス（南アフリカ）の優勝以外で今平の賞金王が決定するが、ノリスは3日目を終えてトータル3オーバー・23位タイ。今平はトータル3アンダー・5位タイから今季2勝目と賞金王の座をかけてラスト1日を戦う。

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今平は2014年に男子下部ツアーで賞金王に輝いて翌年からレギュラーツアーに本格参戦。下部ツアー、レギュラーツアーのダブル賞金王戴冠の記録がかかる。また、コンスタントに上位に入っているものの、今季は「ブリヂストンオープン」での1勝のみ。シーズン1勝での賞金王戴冠は、1976年の青木功以来となる。

また、最終決戦で優勝争いに名乗りを上げたのが、ツアー初優勝を狙う堀川未来夢。3日目を終えてトータル6アンダー・首位タイに立ち、トッププロが集まる最終戦で悲願の初優勝を目指す。2週前の「ダンロップフェニックス」では最終日を首位でスタートしながら最終ホールでミスを重ね逆転負けを喫しているだけに、今回はその経験を生かすときがきそうだ。

逆転優勝を狙うは、首位と3打差の5位タイにつける石川遼。15年大会を制するなど好成績を残しているだけに、16年の「RIZAP KBCオーガスタ」以来となる勝利が期待される。