「ドキドキがとまらなくて(笑)。最初はすごく緊張して、4番ホールくらいまではガチガチでした」と語ったのは、石川のキャディを務めた和田純怜さん(正智深谷高校2年)。5歳からゴルフを始め、女子ゴルフ部のキャプテンを務めているが、試合でキャディを務めること自体も初めてだった。「こういう機会をいただけるのは、とてもうれしいです。プレースタイルや心構えなど、ひとつひとつが勉強になりました。今日の体験は、ゴルフ人生に生かせるものになると思います」。ゆくゆくはプロを目指す若い芽にとって、大きな糧となったに違いない。
実際にこの日、ジュニアが感じたことは石川が伝えたかったことだった。「自分がジュニアのころにジャンボさんや中嶋さんの弾道を見たときの衝撃は覚えている。言葉よりも、音や弾道から刺激を受けると思うので、自分がそういう材料になれているのは刺激になる。プロも競技だから本気で打つし、肌で感じてもらえたらうれしい」。一方で、プロのプレーを間近で見て感動するジュニアたちから、石川自身が得たことも大きかった。「ミスできないとうより、普段よりいい球を打ちたいと思う。あの子たちと回っているほうが、いいゴルフができると思います。ジュニア育成は毎回のテーマなので、これからも続けていきたい」。
7月に予定していた広島大会、岡山大会は西日本豪雨により延期となったが、年明けの開催も検討している。ジュニア育成の道が、今後のゴルフ界振興につながっていくに違いない。(文・谷口愛純)
実際にこの日、ジュニアが感じたことは石川が伝えたかったことだった。「自分がジュニアのころにジャンボさんや中嶋さんの弾道を見たときの衝撃は覚えている。言葉よりも、音や弾道から刺激を受けると思うので、自分がそういう材料になれているのは刺激になる。プロも競技だから本気で打つし、肌で感じてもらえたらうれしい」。一方で、プロのプレーを間近で見て感動するジュニアたちから、石川自身が得たことも大きかった。「ミスできないとうより、普段よりいい球を打ちたいと思う。あの子たちと回っているほうが、いいゴルフができると思います。ジュニア育成は毎回のテーマなので、これからも続けていきたい」。
7月に予定していた広島大会、岡山大会は西日本豪雨により延期となったが、年明けの開催も検討している。ジュニア育成の道が、今後のゴルフ界振興につながっていくに違いない。(文・谷口愛純)