今季最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で国内ツアー7勝目を挙げた小平智。昨年は平均ストローク、パーオン率、トータルドライビングでツアー1位となったほか、平均パット数、フェアウェイキープ率もツアートップクラスの数字をたたき出す総合力の高さを見せつけた。今年4月には「RBCヘリテイジ」で米ツアー初優勝を達成したスイングを、原江里菜、福田真未らを指導する森守洋コーチが解説する。
米ツアーで勝つスイングはこれだ!
小平のスイングの特徴として注目したいのが、アドレスとインパクトでの手元の位置。「アドレスよりも、インパクトのほうが手元が低いんです」。通常、アドレスよりもインパクトのほうが手元の位置が上がりやすくなるが、小平の場合は逆。これはインパクトを意識したアドレス作りに起因する。
アドレスよりも手元の位置が高いインパクト
「アドレスではハンドアップに構えているのが特徴です。インパクトでは遠心力でクラブヘッドのトゥ側が下がってしまうので、それを意識してのアドレスだと思います」。普通、ハンドアップに構えると、アマチュアならインパクトでボールにヘッドが届かず、トップの原因になってしまう。小平のすごいところは、インパクトではしっかりと手元が低くなっていること。「小平選手のすごさは、アドレスよりもインパクトのほうが手元が低くなっている。手元を浮かないようにするためには、左手の動きを減速させないこと。プロレベルでも左手はけっこう減速してしまうのですが、小平選手はスピードを保ったまま動き続ける数少ないプレーヤーです。そのため、手元が浮き上がらずにしっかりとインパクトを迎えていて、ボールをつかまえられる」。
左手のスピードをたもったままインパクトへ
米ツアーで勝つスイングはこれだ!
小平のスイングの特徴として注目したいのが、アドレスとインパクトでの手元の位置。「アドレスよりも、インパクトのほうが手元が低いんです」。通常、アドレスよりもインパクトのほうが手元の位置が上がりやすくなるが、小平の場合は逆。これはインパクトを意識したアドレス作りに起因する。
アドレスよりも手元の位置が高いインパクト
「アドレスではハンドアップに構えているのが特徴です。インパクトでは遠心力でクラブヘッドのトゥ側が下がってしまうので、それを意識してのアドレスだと思います」。普通、ハンドアップに構えると、アマチュアならインパクトでボールにヘッドが届かず、トップの原因になってしまう。小平のすごいところは、インパクトではしっかりと手元が低くなっていること。「小平選手のすごさは、アドレスよりもインパクトのほうが手元が低くなっている。手元を浮かないようにするためには、左手の動きを減速させないこと。プロレベルでも左手はけっこう減速してしまうのですが、小平選手はスピードを保ったまま動き続ける数少ないプレーヤーです。そのため、手元が浮き上がらずにしっかりとインパクトを迎えていて、ボールをつかまえられる」。
左手のスピードをたもったままインパクトへ