<東建ホームメイトカップ 初日>◇15日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(7,081ヤード・パー71)
国内男子ツアーの開幕戦「東建ホームメイトカップ」が三重県にある東建多度カントリークラブ・名古屋で開幕した。この日は強風が吹き荒れ、体感気温は真冬並みの厳しいコンディションでスコアメイクに苦しむ選手が続出。2年目の米ツアーに挑み、手応えと新たな課題を持ち帰り初戦に挑んだ石川遼も難コンディションに翻弄されて出遅れ。目標としていた“攻めのゴルフで開幕ダッシュ”にいきなり強烈なアゲインストが吹いた。
石川は出だしの10番で幸先良くバーディを奪うも、直後の11番ではグリーン手前からのアプローチミスでダブルボギーを叩いてしまう。それでも、続く12番ロングのセカンドで「今日のベストショット」と語る直ドラを披露。このホールをバーディとしすぐさまイーブンパーにスコアを戻してみせる。だが、今日の見せ場はここまで。13番ショートをボギーとすると、16番でもボギー、その後は何とか耐えていたものの、ハーフターン後の4番でセカンドを池に落としダボ、7番、8番でも連続ボギーを叩き10年シーズンファーストラウンドは“77”の大叩き。6オーバーの88位タイと大きく出遅れてしまった。
マスターズで攻め切れなかった悔しい思いから「とにかく攻める」と意気込んで臨んだ石川だったが、「今日攻められなかったなと思うショットを数えたら前半だけで8、9回はあった」とスコア以上に気持ちの面で納得していない様子。今の石川にとって“攻める”とはただがむしゃらに突っ込んでいくことではなく“練習したことをコースで出来るか”どうか。「今日は半分くらい出来なかったですけど、逆に考えると半分は出来た。だから必ず全部出来るようになるはず」石川のイメージ通りの攻めの姿勢が貫けた時、それは見る者を魅了するスリリングなゴルフに変わる。
トップからの切り返し、インパクトでの伸び上がりをチェックポイントに挙げスイング改造に取り組んでいる石川にとって、ある程度のショットのブレは想定内。「とにかくカットラインは考えないで全ショットで攻めたい」それが勝利に最も必要なことだと教えてくれたオーガスタに再び立つために。石川の巻き返しが始まる。
国内男子ツアーの開幕戦「東建ホームメイトカップ」が三重県にある東建多度カントリークラブ・名古屋で開幕した。この日は強風が吹き荒れ、体感気温は真冬並みの厳しいコンディションでスコアメイクに苦しむ選手が続出。2年目の米ツアーに挑み、手応えと新たな課題を持ち帰り初戦に挑んだ石川遼も難コンディションに翻弄されて出遅れ。目標としていた“攻めのゴルフで開幕ダッシュ”にいきなり強烈なアゲインストが吹いた。
石川は出だしの10番で幸先良くバーディを奪うも、直後の11番ではグリーン手前からのアプローチミスでダブルボギーを叩いてしまう。それでも、続く12番ロングのセカンドで「今日のベストショット」と語る直ドラを披露。このホールをバーディとしすぐさまイーブンパーにスコアを戻してみせる。だが、今日の見せ場はここまで。13番ショートをボギーとすると、16番でもボギー、その後は何とか耐えていたものの、ハーフターン後の4番でセカンドを池に落としダボ、7番、8番でも連続ボギーを叩き10年シーズンファーストラウンドは“77”の大叩き。6オーバーの88位タイと大きく出遅れてしまった。
マスターズで攻め切れなかった悔しい思いから「とにかく攻める」と意気込んで臨んだ石川だったが、「今日攻められなかったなと思うショットを数えたら前半だけで8、9回はあった」とスコア以上に気持ちの面で納得していない様子。今の石川にとって“攻める”とはただがむしゃらに突っ込んでいくことではなく“練習したことをコースで出来るか”どうか。「今日は半分くらい出来なかったですけど、逆に考えると半分は出来た。だから必ず全部出来るようになるはず」石川のイメージ通りの攻めの姿勢が貫けた時、それは見る者を魅了するスリリングなゴルフに変わる。
トップからの切り返し、インパクトでの伸び上がりをチェックポイントに挙げスイング改造に取り組んでいる石川にとって、ある程度のショットのブレは想定内。「とにかくカットラインは考えないで全ショットで攻めたい」それが勝利に最も必要なことだと教えてくれたオーガスタに再び立つために。石川の巻き返しが始まる。