<ダイヤモンドカップゴルフ 最終日>◇30日◇狭山ゴルフクラブ(7,159ヤード・パー72)
埼玉県にある狭山ゴルフクラブで開催された、国内男子ツアー「ダイヤモンドカップゴルフ」の最終日。2位に6打差をつけて単独首位からスタートした韓国の金庚泰(キム・キョンテー)が2打差で逃げ切り日本ツアー初優勝を果たした。キョンテーはスタートの1番でバーディを奪うも、その後は思うようにスコアを伸ばせず7番ではボギー、さらにハーフターン直後の10番でもボギーを叩き2位に差を詰められてしまう。
遼、猛チャージならず32位タイに終わる
しかし、ここから驚異的な粘りを見せる。11番でバーディを奪い返すと、13番でもバーディを奪取し、再び下位を引き離しにかかる。この日6つスコアを伸ばした小田孔明、“65”のベストスコアを叩き出した横尾要らの強烈なプレッシャーを全面に受けながらも、ポーカーフェイスを崩さず冷静にパーを重ねていく。そして14アンダーで競技を終えた小田と2打差で迎えた最終ホールも、多くのギャラリーが見守る中きっちりパーをセーブ。物静かな男らしく控えめなガッツポーズで喜びを表現した。
キョンテーは05年、06年の「日本アマ」のチャンピオンで、ツアーで勝っていないのが不思議なくらいと関係者の間で知られる実力者。派手さはないが毎試合コンスタントに安定した成績を残し、今季も4試合を日本で戦ってオーバーパーでフィニッシュことは1度もない。だが、勝負強さに欠け、昨年丸山茂樹とプレーオフを戦った「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を含め2位は5度。何度も土壇場で悔しさを味わってきた。
「今日はもっとすんなりいくと思っていた。何度も悔しい思いをしてきたので踏ん張れた」顔には出さないが心にアツい思いを秘めて臨んだ最終日。待ちに待った勝利の味は格別だ。「この優勝で自分のゴルフ人生がまた広がってくると思う」1勝という壁を突破したキョンテーは他のプレーヤーにとってさらに怖い存在となりそうだ。
埼玉県にある狭山ゴルフクラブで開催された、国内男子ツアー「ダイヤモンドカップゴルフ」の最終日。2位に6打差をつけて単独首位からスタートした韓国の金庚泰(キム・キョンテー)が2打差で逃げ切り日本ツアー初優勝を果たした。キョンテーはスタートの1番でバーディを奪うも、その後は思うようにスコアを伸ばせず7番ではボギー、さらにハーフターン直後の10番でもボギーを叩き2位に差を詰められてしまう。
遼、猛チャージならず32位タイに終わる
しかし、ここから驚異的な粘りを見せる。11番でバーディを奪い返すと、13番でもバーディを奪取し、再び下位を引き離しにかかる。この日6つスコアを伸ばした小田孔明、“65”のベストスコアを叩き出した横尾要らの強烈なプレッシャーを全面に受けながらも、ポーカーフェイスを崩さず冷静にパーを重ねていく。そして14アンダーで競技を終えた小田と2打差で迎えた最終ホールも、多くのギャラリーが見守る中きっちりパーをセーブ。物静かな男らしく控えめなガッツポーズで喜びを表現した。
キョンテーは05年、06年の「日本アマ」のチャンピオンで、ツアーで勝っていないのが不思議なくらいと関係者の間で知られる実力者。派手さはないが毎試合コンスタントに安定した成績を残し、今季も4試合を日本で戦ってオーバーパーでフィニッシュことは1度もない。だが、勝負強さに欠け、昨年丸山茂樹とプレーオフを戦った「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を含め2位は5度。何度も土壇場で悔しさを味わってきた。
「今日はもっとすんなりいくと思っていた。何度も悔しい思いをしてきたので踏ん張れた」顔には出さないが心にアツい思いを秘めて臨んだ最終日。待ちに待った勝利の味は格別だ。「この優勝で自分のゴルフ人生がまた広がってくると思う」1勝という壁を突破したキョンテーは他のプレーヤーにとってさらに怖い存在となりそうだ。