いよいよ今週の「東建ホームメイトカップ」で、新シーズンの国内開幕を迎える男子ツアー。今年を彩る新たな精鋭はどのようなプレーヤーなのか。初の賞金シードを獲得した選手たちの素顔を紹介していく。
“手元を絶対に浮かせない”木下裕太の再現性【スイング連続写真】
昨年の「マイナビABCチャンピオンシップ」で、プロ11年目にしてようやく初優勝を飾った木下裕太。2007年にプロ転向後は下部ツアー(現AbemaTVツアー)を転戦した。レギュラーツアーでは中々活躍の場を得られなかったが、16年のQT(予選会)で18位に入って、翌年17年にツアー本格参戦。賞金ランク83位でシード獲得はならなかったものの、QTランク30位の資格で参戦した今年に初優勝を上げて、自身最高の賞金ランク18位に入った。
■シードが決まったときの、率直な気持ちはいかがでしたか?
「確定したのがトップ杯東海クラシックでしたね(6位タイ)。3日目が終わって7位タイ、99%大丈夫だなと思ったけど、台風が接近していて“中止になってくれ!”と(笑)。部屋で台風情報を見ながら“やりたい、でも中止にならないかな…”とフワフワしていて、気持ちを切り替えないと最終日に崩れてしまうと思い、夜10時くらいにようやく決心がついて。最終日はいいプレーができました」
■誰かに報告はしました?
「みんな見ているので、とくにはしなかったですね。母は喜ぶというよりほっとしてました。父は喜んでましたね、楽しそうに(笑)」
■初優勝もされて飛躍の1年になりましたが、去年までと変わった部分は?
「スイッチの切り替えが、うまくはまった感じですかね。いい意味で“てきとう”にやるにはどうしたらいいかをずっと考えていました。てきとうにやりすぎて試合を投げる、逆にマジメにやろうとすると固くなって、予選は通るけど30位くらいで終わる、というのが去年でした。今年は、予選は通らなきゃいけないので、そこはしっかり堅くやって。3日目ではいい意味でふっきれるというか。去年くらいまでは、“いつ終わっても…”と思っていたときもあった。ファイナルQTではじめて成功したくらいですかね、ようやく試合に出られることが本当に幸せなんだと思えた。それもあるかもしれませんね」
“手元を絶対に浮かせない”木下裕太の再現性【スイング連続写真】
昨年の「マイナビABCチャンピオンシップ」で、プロ11年目にしてようやく初優勝を飾った木下裕太。2007年にプロ転向後は下部ツアー(現AbemaTVツアー)を転戦した。レギュラーツアーでは中々活躍の場を得られなかったが、16年のQT(予選会)で18位に入って、翌年17年にツアー本格参戦。賞金ランク83位でシード獲得はならなかったものの、QTランク30位の資格で参戦した今年に初優勝を上げて、自身最高の賞金ランク18位に入った。
■シードが決まったときの、率直な気持ちはいかがでしたか?
「確定したのがトップ杯東海クラシックでしたね(6位タイ)。3日目が終わって7位タイ、99%大丈夫だなと思ったけど、台風が接近していて“中止になってくれ!”と(笑)。部屋で台風情報を見ながら“やりたい、でも中止にならないかな…”とフワフワしていて、気持ちを切り替えないと最終日に崩れてしまうと思い、夜10時くらいにようやく決心がついて。最終日はいいプレーができました」
■誰かに報告はしました?
「みんな見ているので、とくにはしなかったですね。母は喜ぶというよりほっとしてました。父は喜んでましたね、楽しそうに(笑)」
■初優勝もされて飛躍の1年になりましたが、去年までと変わった部分は?
「スイッチの切り替えが、うまくはまった感じですかね。いい意味で“てきとう”にやるにはどうしたらいいかをずっと考えていました。てきとうにやりすぎて試合を投げる、逆にマジメにやろうとすると固くなって、予選は通るけど30位くらいで終わる、というのが去年でした。今年は、予選は通らなきゃいけないので、そこはしっかり堅くやって。3日目ではいい意味でふっきれるというか。去年くらいまでは、“いつ終わっても…”と思っていたときもあった。ファイナルQTではじめて成功したくらいですかね、ようやく試合に出られることが本当に幸せなんだと思えた。それもあるかもしれませんね」