<東建ホームメイトカップ 2日目◇19日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7081ヤード・パー71>
多度の風が猛威を振るった第2ラウンド。この日の風速は3.8m/秒。2日目に6.3m/秒を記録した昨年に比べればまだまだだが、午後組でスタートした選手が「ボールが動きそうだった」というほどだ。
会場で撮影 これが小田孔明の2019年開幕セッティングだ!【写真】
「67」をマークして首位タイに躍り出た小田孔明も、「パーを獲るのに必死」とため息。スタートは風の強まった午後組、インスタートの後ろから4組目。後半1番パー4(475ヤード)では、「190ヤードを9番アイアンで打ってグリーンをオーバーですよ。ピッチングじゃ打てないよ、190ヤードは」と、読みを上回る風に流されたセカンドがオーバーしてボギー。「あの風の中で計算しきれないですね」と振り返った。
後半は2バーディ・2ボギーと耐えるゴルフとなったが、前半は11番からの4連続バーディを含む猛チャージ。12番ではカラーからパターで打った1.5mを沈めてバーディ奪取。13番パー3では右バンカーから30ヤードをチップインした。春先のまだそろわない高麗芝も攻略し、前半を5バーディ・1ボギーでラウンド。風が強まる前に伸ばしてトータル10アンダー・首位タイ、2010年以来となる大会制覇に大きく近づいた。
2009年から大会唯一となる連覇を果たしているだけに、コースの攻略を熟知してのプレーかと思いきや「もう忘れた、10年前ですよ」と苦笑い。しかし、手応えは確かにある。「今週に限ってそんなに崩れることはないと思っているので、上が伸びたら追いかけていく、そんな感じでいきたい」と余裕を感じさせる笑顔を見せた。2014年以来遠のいている勝利に向けて、残り2日を戦い抜く。(文・谷口愛純)
多度の風が猛威を振るった第2ラウンド。この日の風速は3.8m/秒。2日目に6.3m/秒を記録した昨年に比べればまだまだだが、午後組でスタートした選手が「ボールが動きそうだった」というほどだ。
会場で撮影 これが小田孔明の2019年開幕セッティングだ!【写真】
「67」をマークして首位タイに躍り出た小田孔明も、「パーを獲るのに必死」とため息。スタートは風の強まった午後組、インスタートの後ろから4組目。後半1番パー4(475ヤード)では、「190ヤードを9番アイアンで打ってグリーンをオーバーですよ。ピッチングじゃ打てないよ、190ヤードは」と、読みを上回る風に流されたセカンドがオーバーしてボギー。「あの風の中で計算しきれないですね」と振り返った。
後半は2バーディ・2ボギーと耐えるゴルフとなったが、前半は11番からの4連続バーディを含む猛チャージ。12番ではカラーからパターで打った1.5mを沈めてバーディ奪取。13番パー3では右バンカーから30ヤードをチップインした。春先のまだそろわない高麗芝も攻略し、前半を5バーディ・1ボギーでラウンド。風が強まる前に伸ばしてトータル10アンダー・首位タイ、2010年以来となる大会制覇に大きく近づいた。
2009年から大会唯一となる連覇を果たしているだけに、コースの攻略を熟知してのプレーかと思いきや「もう忘れた、10年前ですよ」と苦笑い。しかし、手応えは確かにある。「今週に限ってそんなに崩れることはないと思っているので、上が伸びたら追いかけていく、そんな感じでいきたい」と余裕を感じさせる笑顔を見せた。2014年以来遠のいている勝利に向けて、残り2日を戦い抜く。(文・谷口愛純)