<東建ホームメイトカップ 最終日◇21日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7081ヤード・パー71>
「大二郎、孔明に置いていかれるなよ!」スタート1番、ティショットを打った直後に観客から歓声が飛んだ。首位タイから優勝を目指した小田孔明。最終日は、合宿や練習ラウンドをともに行う出水田大二郎と、最終組での“師弟”対決が実現した。
小田孔明のクラブセッティング【写真】
2014年の賞金王、本大会は09年から2連覇を果たしている。5年ぶりのツアー優勝に向けて快走して後輩に差を見せつけたいところだったが、この日は流れが悪かった。2番パー4では、先に打った出水田がティショットを左OBに入れて痛恨のトリプルボギー。「あいつが左に曲がったから、オレが右に曲がったんだよ(笑)」と、小田は右の池に入れてボギーが先に出た。
2打差から出たブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)が追い上げる一方、小田が前半をバーディなしの1ボギーで「36」、出水田はイーグルを奪うも前半「37」と停滞。「後半でやっとエンジンがかかってきたけど、すでに『遅し』でしたね」と苦笑いを浮かべた。
しかし「やっとエンジンがかかってきた」と後半ではガラリと流れが変わり、12番から3連続バーディ。16番でボギーが出たが、17番のバーディで取りかえす。トータル12アンダーで上がった18番グリーンでは、「(12アンダーの)3位タイがいっぱいいたから、最後に絶対ぶちこんでやろうと思った(笑)」と7mを沈めてトータル13アンダー・単独3位でフィニッシュ。「64」の快進撃を見せたジョーンズに2打追い越されたが、「今日はぼくが勝てなかったけど、“勝つときにはこういうゴルフをする”というのが見せられたと思う」と笑顔で締めくくった。
「大二郎、孔明に置いていかれるなよ!」スタート1番、ティショットを打った直後に観客から歓声が飛んだ。首位タイから優勝を目指した小田孔明。最終日は、合宿や練習ラウンドをともに行う出水田大二郎と、最終組での“師弟”対決が実現した。
小田孔明のクラブセッティング【写真】
2014年の賞金王、本大会は09年から2連覇を果たしている。5年ぶりのツアー優勝に向けて快走して後輩に差を見せつけたいところだったが、この日は流れが悪かった。2番パー4では、先に打った出水田がティショットを左OBに入れて痛恨のトリプルボギー。「あいつが左に曲がったから、オレが右に曲がったんだよ(笑)」と、小田は右の池に入れてボギーが先に出た。
2打差から出たブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)が追い上げる一方、小田が前半をバーディなしの1ボギーで「36」、出水田はイーグルを奪うも前半「37」と停滞。「後半でやっとエンジンがかかってきたけど、すでに『遅し』でしたね」と苦笑いを浮かべた。
しかし「やっとエンジンがかかってきた」と後半ではガラリと流れが変わり、12番から3連続バーディ。16番でボギーが出たが、17番のバーディで取りかえす。トータル12アンダーで上がった18番グリーンでは、「(12アンダーの)3位タイがいっぱいいたから、最後に絶対ぶちこんでやろうと思った(笑)」と7mを沈めてトータル13アンダー・単独3位でフィニッシュ。「64」の快進撃を見せたジョーンズに2打追い越されたが、「今日はぼくが勝てなかったけど、“勝つときにはこういうゴルフをする”というのが見せられたと思う」と笑顔で締めくくった。