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バンカーから3度出ず… 石川遼は腰痛に苦しみ「81」

バンカーから3度出ず… 石川遼は腰痛に苦しみ「81」

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2019年5月2日 18時17分

腰痛は回復に至らず… 今後の出場に影響を及ぼしそうな1日となった
腰痛は回復に至らず… 今後の出場に影響を及ぼしそうな1日となった (撮影:村上航)
中日クラウンズ 初日◇2日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)◇6557ヤード・パー70>

国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」を腰痛で欠場した石川遼。そこから中1週で全快とはいかず、この日はラウンドが進むにつれ見ていて痛々しいほどだった。

オーマイガッ! ジャンボはこのリアクション【LIVEフォト】

「腰は朝から大丈夫だったので安心してティオフしたが、昨日と違って緊張感もあり、多少アドレナリンも出ていたと思う」という石川に異変が起きたのは8番のティショット。「右からフック目で打ったら腰が抜けたというか。打った直後に痛くなるのは初めてだった」と、フィニッシュ後に一瞬足が踏み出せなくなったという。後半はティショットで2番アイアンを用いる場面もあり、「ダウンブローに打って、地面にクラブを刺してフォローで減速させないと腰が抜ける感じがした」と恐る恐るのプレーとなった。

この異変が顕著に出たのが11番のパー4。セカンドショットがグリーン右手前のバンカーにつかまると、そこから3度打っても脱出はおろか、球が元の位置に戻ってきてしまった。「下も緩いし、ソールできないので態勢的には一番怖い。思ったところに3回続けてクラブを入れられていなかった」。6打目でようやく乗せ、2パットの「+4」を叩いてしまった。

この他、1つのダボと7つのボギーと、ホールアウト時のスコアは「81」。プロ転向後ワーストとなる「83」(2011年「日本ゴルフツアー選手権」の初日)に近づく不調ぶりだった。11オーバー・107位は、自身の国内初戦ではワーストでのスタートとなった。「なんとか明日までに良くなればと思います」と言葉少なに会場を後にした石川。2016年にも腰痛のために5カ月間ツアーを離脱していたこともあり、今後への影響も懸念される。(文・谷口愛純)

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