毎週、ゴルフツアー会場で選手たちを撮影し続けるプロカメラマン。インサイドロープでプロゴルファーの凄みや熱気を感じ、ときおり会話のやりとりを見聞きするなど、“試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な景色を紹介する。【アジアパシフィック ダイヤモンドカップ編】
仲良し一家の最高の日 浅地家バンザイ!【写真】
ツアー初優勝を迎えられる選手はどれほどいるのだろう。才能にあふれ、若くして注目を浴びながらも、その後フェードアウトしていく選手を何人も見てきた。
日亜共同主管大会で初優勝を遂げたプロ8年目の浅地洋佑は、ジュニア時代に出場した本大会でトップ10に入るなど、そのたぐいまれな才能でプロ入り後の活躍も期待された。ところが、高校卒業と同時に飛び込んだプロ生活では、下部ツアー優勝をその年に遂げてからは、日の目を見ない時期が待っていた。
「浅地選手は小さい頃から撮影していました。まだ25歳ですが、もうだいぶツアーにいるなという感じですし、苦労しているなと思っていました」と話すのは、今回の優勝シーンを撮影した佐々木啓カメラマンだ。「結果が出なかったつらい時間もあったと思いますが、そのぶん、うれしかったのでしょう」と優勝シーンを振り返った。
その優勝シーンがこの写真。「ラウンド中はとにかく耐えていたイメージで、バンカーに何度も入りながらパーセーブをしていましたし、最後もバンカーからのパーセーブ。パーパットを決めた瞬間にこの雄たけび。こんなに吠えて感情を出す選手は最近見なかったので、とても印象に残っています」(佐々木カメラマン)。
仲良し一家の最高の日 浅地家バンザイ!【写真】
ツアー初優勝を迎えられる選手はどれほどいるのだろう。才能にあふれ、若くして注目を浴びながらも、その後フェードアウトしていく選手を何人も見てきた。
日亜共同主管大会で初優勝を遂げたプロ8年目の浅地洋佑は、ジュニア時代に出場した本大会でトップ10に入るなど、そのたぐいまれな才能でプロ入り後の活躍も期待された。ところが、高校卒業と同時に飛び込んだプロ生活では、下部ツアー優勝をその年に遂げてからは、日の目を見ない時期が待っていた。
「浅地選手は小さい頃から撮影していました。まだ25歳ですが、もうだいぶツアーにいるなという感じですし、苦労しているなと思っていました」と話すのは、今回の優勝シーンを撮影した佐々木啓カメラマンだ。「結果が出なかったつらい時間もあったと思いますが、そのぶん、うれしかったのでしょう」と優勝シーンを振り返った。
その優勝シーンがこの写真。「ラウンド中はとにかく耐えていたイメージで、バンカーに何度も入りながらパーセーブをしていましたし、最後もバンカーからのパーセーブ。パーパットを決めた瞬間にこの雄たけび。こんなに吠えて感情を出す選手は最近見なかったので、とても印象に残っています」(佐々木カメラマン)。