佐藤は、昨年はアジアン下部ツアーや国内下部のAbemaTVツアーでも優勝を果たした比嘉を「総合力があります」と評す。昨シーズンの後半から見せている成長は若手の中でも際立っており、比嘉自身も「穴の少ないオールマイティなゴルフが身上」と、ツアー初優勝を明確に見据えている。
■総合力となれば、開催コースのKOMAにもぴったり
KOMAカントリークラブは、02年に「日本プロゴルフ選手権」を開催。同大会は久保谷健一と片山晋呉のプレーオフのすえ、久保谷が大会制覇。その年は賞金ランキング7位に入っており、当時、総合力ナンバーワンだった片山の活躍も考えれば、やはり、スキのないゴルフが求められそうだ。
「5月は芝の状態も強いですし、そういう点からも総合力の高い比嘉選手の活躍に期待ですね」と佐藤。さらには「グリーン面が広く、当時私が練習ラウンドを回った時は、『どこにカップを切るか予想しにくい』と思った記憶があります。比嘉選手は準備の質も高い選手ですので、ここでも期待が持てます」と、浅地に続く初優勝者誕生の可能性は高そうだ。
また、今季注目の選手として、スコット・ビンセント(ジンバブエ)の名前も…。「本来ならPGAツアーでやっていてもおかしくない実力を持っています。未勝利なのが信じられないくらい、よく飛びますし、ダイヤモンドカップでも上位争いをしながら勝てなかった。アジアンツアーでも勝ち星がなく、勝ちきれない試合が続きましたが、いつ優勝してもおかしくない選手です」と、アフリカからの新鋭にもぜひ注目して欲しい。
佐藤信人(さとう・のぶひと)
1970年3月12日生まれ、千葉県出身。高校卒業後に米国に渡り、陸軍士官学校を経てネバダ州立大学へ進学。1993年に日本のプロテストに一発合格。97年の「JCBクラシック仙台」で初優勝を挙げた。ツアー通算9勝を誇り、現在はJGTOの広報担当理事も務める。
■総合力となれば、開催コースのKOMAにもぴったり
KOMAカントリークラブは、02年に「日本プロゴルフ選手権」を開催。同大会は久保谷健一と片山晋呉のプレーオフのすえ、久保谷が大会制覇。その年は賞金ランキング7位に入っており、当時、総合力ナンバーワンだった片山の活躍も考えれば、やはり、スキのないゴルフが求められそうだ。
「5月は芝の状態も強いですし、そういう点からも総合力の高い比嘉選手の活躍に期待ですね」と佐藤。さらには「グリーン面が広く、当時私が練習ラウンドを回った時は、『どこにカップを切るか予想しにくい』と思った記憶があります。比嘉選手は準備の質も高い選手ですので、ここでも期待が持てます」と、浅地に続く初優勝者誕生の可能性は高そうだ。
また、今季注目の選手として、スコット・ビンセント(ジンバブエ)の名前も…。「本来ならPGAツアーでやっていてもおかしくない実力を持っています。未勝利なのが信じられないくらい、よく飛びますし、ダイヤモンドカップでも上位争いをしながら勝てなかった。アジアンツアーでも勝ち星がなく、勝ちきれない試合が続きましたが、いつ優勝してもおかしくない選手です」と、アフリカからの新鋭にもぜひ注目して欲しい。
佐藤信人(さとう・のぶひと)
1970年3月12日生まれ、千葉県出身。高校卒業後に米国に渡り、陸軍士官学校を経てネバダ州立大学へ進学。1993年に日本のプロテストに一発合格。97年の「JCBクラシック仙台」で初優勝を挙げた。ツアー通算9勝を誇り、現在はJGTOの広報担当理事も務める。