<関西オープン 初日◇23日◇KOMAカントリークラブ(奈良県)◇7043ヤード・パー72>
今季ツアー出場2戦目となった幡地隆寛が5バーディ・2ボギーの「69」をマーク。首位と3打差の8位タイと好スタートを切った。プロ5年目の25歳だが、これまでレギュラーツアーではなかなか結果を残せなかった。身長188センチ、体重88キロの恵まれた体から放たれるドライバーショットはキャリーで300ヤードを越えるだけに大きな武器だが、グリーンを狙うショットに不安があったからだ。しかし、今季から64度のウェッジをキャディバッグの中に入れたことで、ゴルフが大きく変わったという。
タイガーと同じアイアン 顔はこんな感じ【写真】
「どのコースでも60〜80ヤードの距離が残るんですが、以前は60度のウェッジが一番ロフトのあるクラブでした。それだと最大100ヤードは飛ぶので、コントロールするのが難しかったんです。たまたま古山聡さんから使ってみてはどうかといわれましたが、64度のウェッジだと最大で80ヤードなので、60〜80ヤードの距離を打つのが楽になりました」
今大会は比較的フェアウエイを狭くしているため、あえてドライバーを使わずに3番ウッドなどで刻む選手が多かった。ラフからだとスピンコントロールが難しく、距離感を合わせにくいからだ。しかし、幡地はパー3を除いた14ホールでドライバーを使わなかったホールはわずかに1ホールだけ。ラフに入ってもいいという気持ちで打てたため、フェアウエイの狭さは一切感じなかったという。「64度のウェッジなら、ラフからでもボールを高く上げられるので、スピンがかからなくてもグリーンに止めることができるんです。フライヤーがかかっても、より高く上がるだけなので問題ありません」という。飛ばし屋の幡地にしてみれば、まさに64度のウェッジ様々だろう。
実は、前週からアイアンをテーラーメイドの『P7TW』に替えている。あの、タイガー・ウッズ(米国)の使用モデルだ。レギュラーツアーで使うのは初めてだが、ラフからでも振り抜きがよく、打感がいいという。「ドローとフェードの打ち分けもスムーズにできるので気にいっています」という幡地。今大会は20代の若手プロがツアー初優勝を飾ることが多い。その流れに幡地も乗りたいところだ。(文・山西英希)
今季ツアー出場2戦目となった幡地隆寛が5バーディ・2ボギーの「69」をマーク。首位と3打差の8位タイと好スタートを切った。プロ5年目の25歳だが、これまでレギュラーツアーではなかなか結果を残せなかった。身長188センチ、体重88キロの恵まれた体から放たれるドライバーショットはキャリーで300ヤードを越えるだけに大きな武器だが、グリーンを狙うショットに不安があったからだ。しかし、今季から64度のウェッジをキャディバッグの中に入れたことで、ゴルフが大きく変わったという。
タイガーと同じアイアン 顔はこんな感じ【写真】
「どのコースでも60〜80ヤードの距離が残るんですが、以前は60度のウェッジが一番ロフトのあるクラブでした。それだと最大100ヤードは飛ぶので、コントロールするのが難しかったんです。たまたま古山聡さんから使ってみてはどうかといわれましたが、64度のウェッジだと最大で80ヤードなので、60〜80ヤードの距離を打つのが楽になりました」
今大会は比較的フェアウエイを狭くしているため、あえてドライバーを使わずに3番ウッドなどで刻む選手が多かった。ラフからだとスピンコントロールが難しく、距離感を合わせにくいからだ。しかし、幡地はパー3を除いた14ホールでドライバーを使わなかったホールはわずかに1ホールだけ。ラフに入ってもいいという気持ちで打てたため、フェアウエイの狭さは一切感じなかったという。「64度のウェッジなら、ラフからでもボールを高く上げられるので、スピンがかからなくてもグリーンに止めることができるんです。フライヤーがかかっても、より高く上がるだけなので問題ありません」という。飛ばし屋の幡地にしてみれば、まさに64度のウェッジ様々だろう。
実は、前週からアイアンをテーラーメイドの『P7TW』に替えている。あの、タイガー・ウッズ(米国)の使用モデルだ。レギュラーツアーで使うのは初めてだが、ラフからでも振り抜きがよく、打感がいいという。「ドローとフェードの打ち分けもスムーズにできるので気にいっています」という幡地。今大会は20代の若手プロがツアー初優勝を飾ることが多い。その流れに幡地も乗りたいところだ。(文・山西英希)