「ドライバーが非常にうまい」というティショットの精度に加え、佐藤は「関西オープン優勝による自信」も大きな要因と語る。また、今大会終了時の賞金ランキング1位には今年7月に行われる「全英オープン」出場権が与えられる。現在約1729万円でランク8位につける大槻は、ここで優勝賞金3000万円を加えると、逆転での出場権獲得の芽も残している。それだけに、これも大きなモチベーションになるはずと踏んでいる。
■昨年より深いラフが選手を苦しめる?
この他には、昨季まで4年連続フェアウェーキープ率1位で“日本一曲がらない男”の異名を持つ稲森佑貴にも注目。今季もここまで「62.14%」の3位と高水準のキープ率を誇るだけに、昨年の「日本オープン」に続くツアー2勝目を、またしてもメジャーで挙げても不思議ではない。
またタイ人のプーム・サクサンシンの名も。フェアウェイキープ率は31位タイだが、会場で見て「ショットは曲がらないし正確」と佐藤も高評価。先週も14位タイで、「調子も上がっていそうだし、今週の方がコース自体は合っていそう」と期待を込めた。
現在のコースの仕上がりを見て、「芝つきもよく、コンディションはいい。ただラフが去年よりも深いので、よりティショットの正確性は重要になるでしょう」と佐藤。さらにグリーンについては、「今はまだ宍戸にしては重めだけど、芝はいい状態。週末に梅雨入りという予報も出されていますが、予選ラウンドは硬く仕上がっているのではないでしょうか」という状況が伝わってきた。果たしてビッグタイトルは誰の手に?まずはティイイングエリアでの選手のプレーに注目だ。
■佐藤信人(さとう・のぶひと)
1970年03月12日生まれ、千葉県出身。高校卒業後に米国に渡り、陸軍士官学校を経てネバダ州立大学へ進学。1993年に日本のプロテストに一発合格。97年の「JCBクラシック仙台」で初優勝を挙げた。ツアー通算9勝を誇り、現在はJGTOの広報担当理事も務める。
■昨年より深いラフが選手を苦しめる?
この他には、昨季まで4年連続フェアウェーキープ率1位で“日本一曲がらない男”の異名を持つ稲森佑貴にも注目。今季もここまで「62.14%」の3位と高水準のキープ率を誇るだけに、昨年の「日本オープン」に続くツアー2勝目を、またしてもメジャーで挙げても不思議ではない。
またタイ人のプーム・サクサンシンの名も。フェアウェイキープ率は31位タイだが、会場で見て「ショットは曲がらないし正確」と佐藤も高評価。先週も14位タイで、「調子も上がっていそうだし、今週の方がコース自体は合っていそう」と期待を込めた。
現在のコースの仕上がりを見て、「芝つきもよく、コンディションはいい。ただラフが去年よりも深いので、よりティショットの正確性は重要になるでしょう」と佐藤。さらにグリーンについては、「今はまだ宍戸にしては重めだけど、芝はいい状態。週末に梅雨入りという予報も出されていますが、予選ラウンドは硬く仕上がっているのではないでしょうか」という状況が伝わってきた。果たしてビッグタイトルは誰の手に?まずはティイイングエリアでの選手のプレーに注目だ。
■佐藤信人(さとう・のぶひと)
1970年03月12日生まれ、千葉県出身。高校卒業後に米国に渡り、陸軍士官学校を経てネバダ州立大学へ進学。1993年に日本のプロテストに一発合格。97年の「JCBクラシック仙台」で初優勝を挙げた。ツアー通算9勝を誇り、現在はJGTOの広報担当理事も務める。