北海道にあるザ・ノースカントリーゴルフクラブで開催されている、国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ」の2日目。この日は初日濃霧のため中止となった第1ラウンドの続きを消化後、第2ラウンドが行われた。
「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る
10ホールを残してサスペンデッドとなっていた石川遼は、再開直後の18番パー5で会心のショットを2つ続けて5メートルのチャンスにつけるとこれをきっちり決めて“おはようイーグル”を奪取。初日とは別人の猛チャージを予感させた。しかし、さらに1つスコアを伸ばして迎えた5番でティショットを池に落としボギーとすると、最終9番ではセカンドでOBを打ちボギー。2オーバーで第1ラウンドを終えた。
そして迎えた第2ラウンド。スタートの1番で短いバーディパットを外しパーとすると、ここで石川は練習日から試していたクロスハンドグリップでのパッティングスタイルを実戦投入。「このままではパッティングが上手くならないという変な確信があった」全米オープンからスムーズにストロークできなくなってきたというパッティングに思い切ってメスを入れる。しかし、2番では約3メートルを決めきれずパー、3番パー5は2オンから2パットでバーディを奪ったものの、その後はパーオンをしながらバーディパットをことごとく外しスコアカード通りのプレー。カップに2度蹴られるなど運にも見放されギャラリーからはため息ばかりが漏れた。
後半10番で4メートルを沈めようやくバーディを奪ったものの、気持ちいいバーディパットが決まったのはこれだけ。13番はOKバーディ、15番はチップイン、18番もOKバーディとこの日のバーディはほぼショットで奪ったもの。「これからの自分のため」と結果は求めていなかったが、ジュニア時代以来の実戦投入となったクロスハンドグリップがバーディラッシュを演出することはなく、トータル1アンダー暫定42位タイで第2ラウンドを終えた。
「正直まだまだ。パッティングが入っていたらこの位置にはいないと思う」と思うように決まらないパットにやはり不満は残るが、明日もこのスタイルを変えるつもりはない。「自分がやると決めたらやろうと思う。今はここ1年くらいで1番パットが悪い。だけど逆に課題も見えてくるので良くしていくチャンス」さらに上のステージに行くために、“58”も昨年4勝もつかみ取ってきたパッティングスタイルは一旦封印。たとえ思うように決まらなくとも胸に刻まれる“入る時は入るし、入らない時は入らない”という師匠ジャンボ尾崎の教えを支えに強い気持ちで決勝ラウンドに挑む。
「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る
10ホールを残してサスペンデッドとなっていた石川遼は、再開直後の18番パー5で会心のショットを2つ続けて5メートルのチャンスにつけるとこれをきっちり決めて“おはようイーグル”を奪取。初日とは別人の猛チャージを予感させた。しかし、さらに1つスコアを伸ばして迎えた5番でティショットを池に落としボギーとすると、最終9番ではセカンドでOBを打ちボギー。2オーバーで第1ラウンドを終えた。
そして迎えた第2ラウンド。スタートの1番で短いバーディパットを外しパーとすると、ここで石川は練習日から試していたクロスハンドグリップでのパッティングスタイルを実戦投入。「このままではパッティングが上手くならないという変な確信があった」全米オープンからスムーズにストロークできなくなってきたというパッティングに思い切ってメスを入れる。しかし、2番では約3メートルを決めきれずパー、3番パー5は2オンから2パットでバーディを奪ったものの、その後はパーオンをしながらバーディパットをことごとく外しスコアカード通りのプレー。カップに2度蹴られるなど運にも見放されギャラリーからはため息ばかりが漏れた。
後半10番で4メートルを沈めようやくバーディを奪ったものの、気持ちいいバーディパットが決まったのはこれだけ。13番はOKバーディ、15番はチップイン、18番もOKバーディとこの日のバーディはほぼショットで奪ったもの。「これからの自分のため」と結果は求めていなかったが、ジュニア時代以来の実戦投入となったクロスハンドグリップがバーディラッシュを演出することはなく、トータル1アンダー暫定42位タイで第2ラウンドを終えた。
「正直まだまだ。パッティングが入っていたらこの位置にはいないと思う」と思うように決まらないパットにやはり不満は残るが、明日もこのスタイルを変えるつもりはない。「自分がやると決めたらやろうと思う。今はここ1年くらいで1番パットが悪い。だけど逆に課題も見えてくるので良くしていくチャンス」さらに上のステージに行くために、“58”も昨年4勝もつかみ取ってきたパッティングスタイルは一旦封印。たとえ思うように決まらなくとも胸に刻まれる“入る時は入るし、入らない時は入らない”という師匠ジャンボ尾崎の教えを支えに強い気持ちで決勝ラウンドに挑む。