＜ダンロップ・スリクソン福島オープン 事前情報◇26日◇グランディ那須白河ゴルフクラブ（福島県）◇6961ヤード・パー72＞

昨年本大会で逆転優勝をおさめた秋吉翔太が、今年もホスト大会で活躍を目指す。トップ10入りを果たせなければ坊主と心に決めて毎週戦っていたが、今週はあえて髪を伸ばしている。「本当は坊主にしたらよかったんですけど、この試合で終わると思っているので」と確かな自信をもって乗り込んできた。

レジェンドと石川遼の会話が気になる…【写真】

今季はここまでの7試合でトップ10入りは果たせていないが、今月参戦した韓国ツアーの「KEB ハナバンク招待」（21位タイ）から「楽しみながらゴルフをしていたら、いい雰囲気を持ててきて、そこからオーバーパーを打っていない」と上り調子となっている。ここで勝利を収めて、一気に流れを変えてみせる。

■秋吉翔太（昨年覇者）
「ツアー選手権の最終日に、いい意味でおおざっぱというか、ドライバーは飛ばす、アイアンは寄せる、パターは入れる、という単純なことをやっていたら自分の持ち味のショットが少しずつ戻ってきた。思い出がある試合でこう調子がよくなってきたのはよかった。この感じでいけば優勝争いができるかなと思います。そのくらい調子がよくなっているし、自分に自信が持てるようになっているのであえて坊主にしないです。連覇を目指して、看板選手なので頑張ります」

■石川遼（昨年3位タイ）
「ツアー選手権でドライバーのきっかけをつかめた感じがあって終われた。ちょっとずつ安定してきていると思います。（コースは）去年回ったときよりも不安みたいなものはないです。流れに乗れれば、ビッグスコアを出せるイメージは残っています。印象はあまり変わっていないですが、5アンダーを目標にやれればなと思っています」