<ダンロップ・スリクソン福島オープン 初日◇27日◇グランディ那須白河ゴルフクラブ(福島県)◇6961ヤード・パー72>
今季、どん底から這い上がろうと奮闘する男がひとり。今年でプロ14年目を迎える河合庄司だ。今季はレギュラーツアー5試合目、ここまで予選落ちが続いていたが、この日は4アンダー・17位タイ発進。なにか変化があったのか聞いてみると、「実は去年、手術をしてほぼ試合に出ていなかったんです」。
シード落ち、手術… 藤田光里がどん底からの復活V【写真】
プロ転向後は下部ツアーを中心にプレー。レギュラーツアーでは中々活躍の場を得られなかったが、昨年の男子下部ツアー(AbemaTVツアー)「ジャパンクリエイトチャレンジin福岡雷山」で悲願の初優勝を果たした。下部ツアー賞金ランク11位に入って、ようやく今季レギュラーツアーの舞台を踏む資格を手に入れた。
ところが、数年前から抱えていた左手首の痛みが治らず、昨年11月に手術へ踏み切る。診断は関節の靱帯損傷。「やっとレギュラーに出られる権利を持っているのに、試合すら出られないんじゃないかと思った」。半年近くの休養を経て、ようやくクラブを握ったのは今年の3月。当初は丸山茂樹などを参考にベースボールグリップも試したが、シャフトをカーボンに変え、ボールやグリップを柔らかくするなど試行錯誤を重ねて、なんとか通常の握りでプレーができるようになった。
「最初に東建(ホームメイトカップ)に出られたときは、ゴルフができるだけですごい幸せだった。今の年齢になってようやくレギュラーに通して出られるようになったのに、ケガで出られない状況から考えると、本当に幸せ」。その言葉を体現するように、今季は下部ツアーと並行しながら転戦を続け、今季はすでに10試合をプレーしている。
今季、どん底から這い上がろうと奮闘する男がひとり。今年でプロ14年目を迎える河合庄司だ。今季はレギュラーツアー5試合目、ここまで予選落ちが続いていたが、この日は4アンダー・17位タイ発進。なにか変化があったのか聞いてみると、「実は去年、手術をしてほぼ試合に出ていなかったんです」。
シード落ち、手術… 藤田光里がどん底からの復活V【写真】
プロ転向後は下部ツアーを中心にプレー。レギュラーツアーでは中々活躍の場を得られなかったが、昨年の男子下部ツアー(AbemaTVツアー)「ジャパンクリエイトチャレンジin福岡雷山」で悲願の初優勝を果たした。下部ツアー賞金ランク11位に入って、ようやく今季レギュラーツアーの舞台を踏む資格を手に入れた。
ところが、数年前から抱えていた左手首の痛みが治らず、昨年11月に手術へ踏み切る。診断は関節の靱帯損傷。「やっとレギュラーに出られる権利を持っているのに、試合すら出られないんじゃないかと思った」。半年近くの休養を経て、ようやくクラブを握ったのは今年の3月。当初は丸山茂樹などを参考にベースボールグリップも試したが、シャフトをカーボンに変え、ボールやグリップを柔らかくするなど試行錯誤を重ねて、なんとか通常の握りでプレーができるようになった。
「最初に東建(ホームメイトカップ)に出られたときは、ゴルフができるだけですごい幸せだった。今の年齢になってようやくレギュラーに通して出られるようになったのに、ケガで出られない状況から考えると、本当に幸せ」。その言葉を体現するように、今季は下部ツアーと並行しながら転戦を続け、今季はすでに10試合をプレーしている。