毎週、ゴルフツアー会場で選手たちを撮影し続けるプロカメラマン。インサイドロープでプロゴルファーの凄みや熱気を感じ、ときおり会話のやりとりを見聞きするなど、“試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な景色を紹介する。【ダンロップ・スリクソン福島オープン編】
秋吉翔太のドライバースイングは下半身の使い方がカギ【連続写真】
本戦開幕の前日、クラブハウス内のレストランには福島のご馳走がズラリと並んでいた。福島をPRしようと、毎年行われている「ふくしま交流のゆうべ」。大会関係者や、選手会長の石川遼、契約選手の中嶋常幸、秋吉翔太、星野陸也などホストプロが集まり、地元の名産品を使った料理や県産の桃やさくらんぼが振る舞われた。
福島からのおもてなしに、選手たちは大喜び。美味しそうにご馳走を頬張りながら終始笑いが絶えない。地元の人たちとの交流を楽しむ選手の様子に、鈴木祥カメラマンは「福島を盛り上げようという気持ちが感じられた」。その心意気が際立った1枚をセレクト。壇上で挨拶を終えた秋吉が、県産の桃を豪快に頬張った瞬間だ。
「壇上から降りた後に、カメラマンに向かってパフォーマンスしてくれたんです。壇上でも昨年覇者として大会をPRしたのに、降りてからも一生懸命やっていた。大会だけでなく、福島自体を盛り上げようという気持ちが感じられました」。
ホストプロとしてというだけでなく、ゴルフを通して元気を分けたい。そんな若手選手の“おもてなし”精神が感じられた一瞬だった。
秋吉翔太のドライバースイングは下半身の使い方がカギ【連続写真】
本戦開幕の前日、クラブハウス内のレストランには福島のご馳走がズラリと並んでいた。福島をPRしようと、毎年行われている「ふくしま交流のゆうべ」。大会関係者や、選手会長の石川遼、契約選手の中嶋常幸、秋吉翔太、星野陸也などホストプロが集まり、地元の名産品を使った料理や県産の桃やさくらんぼが振る舞われた。
福島からのおもてなしに、選手たちは大喜び。美味しそうにご馳走を頬張りながら終始笑いが絶えない。地元の人たちとの交流を楽しむ選手の様子に、鈴木祥カメラマンは「福島を盛り上げようという気持ちが感じられた」。その心意気が際立った1枚をセレクト。壇上で挨拶を終えた秋吉が、県産の桃を豪快に頬張った瞬間だ。
「壇上から降りた後に、カメラマンに向かってパフォーマンスしてくれたんです。壇上でも昨年覇者として大会をPRしたのに、降りてからも一生懸命やっていた。大会だけでなく、福島自体を盛り上げようという気持ちが感じられました」。
ホストプロとしてというだけでなく、ゴルフを通して元気を分けたい。そんな若手選手の“おもてなし”精神が感じられた一瞬だった。