記録的な大雨の影響で、開催前まで指宿市には避難勧告が出ていた。練習日やプロアマ戦も行えず、大会本戦も1日遅れで開幕。本戦が始まるころには会場周辺の気象警報は解除されていたが、その中での大会実施に石川遼は不安を抱いている部分もあった。激動の1週間を終えて勝利を収めた今、改めて「日本プロゴルフ選手権」にどのような思いで臨んだのだろうか。
感無量の表情でカップを掲げる石川遼【写真】
■「中途半端じゃだめだなと思った」
今週、練習ラウンドができなかったけど、(大会主催の)岩崎さんから、“このコースはたぶん合っていると思うよ”と声をかけて頂いて。まわったことがなかったので分からない状態で回ったけど、全体的なホールのレイアウトは本当に好き。グリーンも難しくて、ピンもいろんなところに切れて、グリーンはピンポイントで狙っていかなきゃいけない。バンカーもアゴが高くて砂質もすごく難しくて、いいライに止まりにくい。そこが苦労したけど、トーナメントコースだなという感じ。
本当に、特にこの地方は大変な1週間だったと思いますし、開催することに対して色々な意見があったと思うんですけど、直前まで気持ちを切り替えようと必死にしていたくらいだった。
でも、本当に開催されるとなったときに、やるからには絶対にここを盛り上げなきゃいけないと思った。中途半端じゃだめだなと思ってしまって。魅せようとか、そういうことではなく。自分のコンディションも悪くなかったと思うし、モチベーションが噛み合った。
金曜の初日は、やっぱりお客さんが見に来れないのかなと思った。市内からもそうですし、九州の皆さんも、見に行こうと予定していた人で来られなかった人がいたと思うし、実際そうなんだなって感じた部分もありました。
感無量の表情でカップを掲げる石川遼【写真】
■「中途半端じゃだめだなと思った」
今週、練習ラウンドができなかったけど、(大会主催の)岩崎さんから、“このコースはたぶん合っていると思うよ”と声をかけて頂いて。まわったことがなかったので分からない状態で回ったけど、全体的なホールのレイアウトは本当に好き。グリーンも難しくて、ピンもいろんなところに切れて、グリーンはピンポイントで狙っていかなきゃいけない。バンカーもアゴが高くて砂質もすごく難しくて、いいライに止まりにくい。そこが苦労したけど、トーナメントコースだなという感じ。
本当に、特にこの地方は大変な1週間だったと思いますし、開催することに対して色々な意見があったと思うんですけど、直前まで気持ちを切り替えようと必死にしていたくらいだった。
でも、本当に開催されるとなったときに、やるからには絶対にここを盛り上げなきゃいけないと思った。中途半端じゃだめだなと思ってしまって。魅せようとか、そういうことではなく。自分のコンディションも悪くなかったと思うし、モチベーションが噛み合った。
金曜の初日は、やっぱりお客さんが見に来れないのかなと思った。市内からもそうですし、九州の皆さんも、見に行こうと予定していた人で来られなかった人がいたと思うし、実際そうなんだなって感じた部分もありました。