<ANAオープン 最終日>◇19日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(7,063ヤード・パー72)
北海道にある札幌ゴルフ倶楽部輪厚コースで開催された、国内男子ツアー「ANAオープン」の最終日。2位に2打差をつけて単独首位からスタートした池田勇太が、逃げ切りで今季2勝目を挙げた。前半6バーディで抜け出したかに思えた池田を最後まで追い詰めたのがこの日ベストスコアタイの“63”を叩き出した金度勲(キム・ドフン/韓国大邱)と池田と同組で回った米国籍のJ・チョイだ。
「勝って泣いたのは初めて」池田勇太、涙で輪厚を制す!
チョイはファイナルQT3位の資格で今季からツアーに本格参戦している26歳。今季は「VanaH杯KBCオーガスタ」で3位タイに入るなどその実力を発揮しつつあるルーキーが昨年賞金ランキング2位の若大将を猛追した。3番から3連続バーディを奪い序盤で池田に詰め寄ると、9番、10番でも連続バーディ。さらに12番でもバーディを奪い池田の背中をとらえて離さない。池田も伸び悩む中16番でのボギーで一歩後退したものの、17番でバーディを奪い返し最終18番を1打差で迎えた。
そして勝負の18番、池田がフェアウェイからピン奥の難しい位置につける中、チョイはラフからピン左3メートルにピタリ。結局このバーディパットを決めることが出来ず1打差の2位タイに終わったが、池田が「アレで僕は入れにいくしかないパットになってしまった」と語るように最後まで強烈なプレッシャーをかけた。ラウンド後は「最後のバーディパットはプレッシャーは無かったけど、ちょっと強すぎたかな。でもそれより今日は勇太が良かった。アレだけ良いゴルフをされたら抜くのは難しいね」と明るい表情で語ったチョイ。プレッシャーを微塵も感じさせず最終組で堂々のプレーをみせ北の大地を最後まで盛り上げた。
トータル9アンダー4位タイにはドライビングディスタンス賞を獲得したキラデク・アフィバーンラト(タイ)、金庚泰(キム・キョンテー/韓国)、岡茂洋雄、平塚哲二、石川遼は片山晋呉らと並んで12位タイで4日間を終えている。
北海道にある札幌ゴルフ倶楽部輪厚コースで開催された、国内男子ツアー「ANAオープン」の最終日。2位に2打差をつけて単独首位からスタートした池田勇太が、逃げ切りで今季2勝目を挙げた。前半6バーディで抜け出したかに思えた池田を最後まで追い詰めたのがこの日ベストスコアタイの“63”を叩き出した金度勲(キム・ドフン/韓国大邱)と池田と同組で回った米国籍のJ・チョイだ。
「勝って泣いたのは初めて」池田勇太、涙で輪厚を制す!
チョイはファイナルQT3位の資格で今季からツアーに本格参戦している26歳。今季は「VanaH杯KBCオーガスタ」で3位タイに入るなどその実力を発揮しつつあるルーキーが昨年賞金ランキング2位の若大将を猛追した。3番から3連続バーディを奪い序盤で池田に詰め寄ると、9番、10番でも連続バーディ。さらに12番でもバーディを奪い池田の背中をとらえて離さない。池田も伸び悩む中16番でのボギーで一歩後退したものの、17番でバーディを奪い返し最終18番を1打差で迎えた。
そして勝負の18番、池田がフェアウェイからピン奥の難しい位置につける中、チョイはラフからピン左3メートルにピタリ。結局このバーディパットを決めることが出来ず1打差の2位タイに終わったが、池田が「アレで僕は入れにいくしかないパットになってしまった」と語るように最後まで強烈なプレッシャーをかけた。ラウンド後は「最後のバーディパットはプレッシャーは無かったけど、ちょっと強すぎたかな。でもそれより今日は勇太が良かった。アレだけ良いゴルフをされたら抜くのは難しいね」と明るい表情で語ったチョイ。プレッシャーを微塵も感じさせず最終組で堂々のプレーをみせ北の大地を最後まで盛り上げた。
トータル9アンダー4位タイにはドライビングディスタンス賞を獲得したキラデク・アフィバーンラト(タイ)、金庚泰(キム・キョンテー/韓国)、岡茂洋雄、平塚哲二、石川遼は片山晋呉らと並んで12位タイで4日間を終えている。