<長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 事前情報◇21日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178ヤード・パー72>
昨年、本大会でプロツアーデビューを果たしたのが丸山奨王(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)。現在アメリカの大学に通っているが、休みを利用して帰国した。今年も主催者推薦の枠で連続出場となる。昨年は予選落ちと悔しい結果に終わったが、今年は強力な助っ人を連れてリベンジに帰ってきた。
去年の大会でもツーショットを披露した丸山親子
「すごく緊張するので、変なプレーはできないなと思います」という視線の先には、父である丸山茂樹。今年はその父がキャディとしてラウンドをサポートする。普段は、一緒にプレーをする時以外はそれほど多くゴルフの話はしない。しかし、「1回くらいは(キャディを)やってあげたい気持ちがあった。ゴルフは思い通りにいかないのを前提に考えないといけないので、コンビネーションで助け合いながら試合中にアドバイスができればいいなと思います」と、日本ツアー10勝、米ツアー3勝の“最強キャディ”が息子を支える。
しかし、今年で50歳の丸山。9月にはシニアツアーへの出場も決まっているベテランは、「電動カートです。(バッグは)背負えません。歩測しているだけでも大変です」とため息。もちろんツアーでキャディを務めるのは自身初だ。「間違えるといけないので、自分のゴルフをしている時とは違う集中力を使わないと。キャディだとどういう風に伝えよう」と日本を代表するゴルファーも、キャディの仕事は試行錯誤中のようだ。
「練習もすごく頑張ってきたので、いいプレーを見せたいです。去年は恥ずかしいプレーをしてしまった。今年は自信満々でいいプレーをするために頑張ってきて、父がキャディをするのでもっと頑張りたい」(奨王)。日本を代表するプレーヤーの経験値以上に、“父”という存在が大きな力となりそうだ。(文・谷口愛純)
昨年、本大会でプロツアーデビューを果たしたのが丸山奨王(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)。現在アメリカの大学に通っているが、休みを利用して帰国した。今年も主催者推薦の枠で連続出場となる。昨年は予選落ちと悔しい結果に終わったが、今年は強力な助っ人を連れてリベンジに帰ってきた。
去年の大会でもツーショットを披露した丸山親子
「すごく緊張するので、変なプレーはできないなと思います」という視線の先には、父である丸山茂樹。今年はその父がキャディとしてラウンドをサポートする。普段は、一緒にプレーをする時以外はそれほど多くゴルフの話はしない。しかし、「1回くらいは(キャディを)やってあげたい気持ちがあった。ゴルフは思い通りにいかないのを前提に考えないといけないので、コンビネーションで助け合いながら試合中にアドバイスができればいいなと思います」と、日本ツアー10勝、米ツアー3勝の“最強キャディ”が息子を支える。
しかし、今年で50歳の丸山。9月にはシニアツアーへの出場も決まっているベテランは、「電動カートです。(バッグは)背負えません。歩測しているだけでも大変です」とため息。もちろんツアーでキャディを務めるのは自身初だ。「間違えるといけないので、自分のゴルフをしている時とは違う集中力を使わないと。キャディだとどういう風に伝えよう」と日本を代表するゴルファーも、キャディの仕事は試行錯誤中のようだ。
「練習もすごく頑張ってきたので、いいプレーを見せたいです。去年は恥ずかしいプレーをしてしまった。今年は自信満々でいいプレーをするために頑張ってきて、父がキャディをするのでもっと頑張りたい」(奨王)。日本を代表するプレーヤーの経験値以上に、“父”という存在が大きな力となりそうだ。(文・谷口愛純)