一度も首位から陥落することなく、完全優勝を果たした石川遼。2位に4打差をつける圧勝を助けたのは、3年ぶりの優勝を遂げた「日本プロゴルフ選手権」と同じ14本だ。「びしっと決まっているセッティングから、より良いものを投入するという状態」と、現在のエースメンバーには絶大な信頼を置いている。
どうしたの!? 崩れ落ちる石川遼【写真】
特に真価を発揮したのが、去年の12月から投入した『キャロウェイ APEX MB』アイアン。第3ラウンドまでは、自ら語ったようにアイアンショットがさえ渡り、次々とバーディチャンスにつけては観客の大歓声を巻き起こした。フェアウェイキープ率45位タイ(57.14%)の一方で、パーオン率1位タイ(81.94%)と数字にも表れている。
「(トップに立つのは)やりにくい」。追いかけられる緊張感もあってか、最終日はそのアイアンショットも第3ラウンドまでと比べてなりを潜めた。スタートの1番パー4では、ラフから放ったセカンドショットがグリーンを外して右のラフへ。カップはグリーン右端に切られており、10ヤードのアプローチが残る。そこで見せた圧巻のアプローチが勝利を決定づけたといっても過言ではない。
3打目で握ったのは「サンドウェッジは苦しいときに頼りになる」と語った58度の『キャロエウェイ マックダディ2 ツアーグラインド ウェッジ』。そこからチップインバーディを奪ってバーディ発進。「頼りになっているクラブ。今日の1番も不安だったけど、あの1打で変わってくれたのでよかった」と、勝利への流れをつくった1打だった。
「クラブがすごくいい状態。何かが悪くなったときにクラブのせいということはまずない。自分が変わっているだけ」と、エースメンバーが定まっていることは、自らの状態を測るバロメーターにもなっている。「セッティングが決まっているというのは安心感がある」という14本とともに、今季2つ目の勝ち星を挙げた。
どうしたの!? 崩れ落ちる石川遼【写真】
特に真価を発揮したのが、去年の12月から投入した『キャロウェイ APEX MB』アイアン。第3ラウンドまでは、自ら語ったようにアイアンショットがさえ渡り、次々とバーディチャンスにつけては観客の大歓声を巻き起こした。フェアウェイキープ率45位タイ(57.14%)の一方で、パーオン率1位タイ(81.94%)と数字にも表れている。
「(トップに立つのは)やりにくい」。追いかけられる緊張感もあってか、最終日はそのアイアンショットも第3ラウンドまでと比べてなりを潜めた。スタートの1番パー4では、ラフから放ったセカンドショットがグリーンを外して右のラフへ。カップはグリーン右端に切られており、10ヤードのアプローチが残る。そこで見せた圧巻のアプローチが勝利を決定づけたといっても過言ではない。
3打目で握ったのは「サンドウェッジは苦しいときに頼りになる」と語った58度の『キャロエウェイ マックダディ2 ツアーグラインド ウェッジ』。そこからチップインバーディを奪ってバーディ発進。「頼りになっているクラブ。今日の1番も不安だったけど、あの1打で変わってくれたのでよかった」と、勝利への流れをつくった1打だった。
「クラブがすごくいい状態。何かが悪くなったときにクラブのせいということはまずない。自分が変わっているだけ」と、エースメンバーが定まっていることは、自らの状態を測るバロメーターにもなっている。「セッティングが決まっているというのは安心感がある」という14本とともに、今季2つ目の勝ち星を挙げた。