<コカ・コーラ東海クラシック 最終日>◇3日◇三好カントリー倶楽部(7,310ヤード・パー72)
プレーオフにもつれ込む大激戦となった国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」。最後は松村道央が藤田寛之、兼本貴司を振り切りツアー初勝利を挙げた。
石川遼の全ストロークを振り返る
プレーオフ3ホール目、藤田がセミラフから放ったセカンドはグリーン手前に落ちると傾斜をコロがって池ポチャ。「良いラインに飛んで行ったんですけどギリギリだったのかな」打つ直前に6番から7番にクラブを変えたジャッジミスも響き、今季2勝目は数々のドラマを生んだ三好18番の池の波紋と共に消えた。
今季は「つるやオープン」で早々に1勝を挙げると春先は毎試合のように優勝争いに顔を出し賞金ランキングも1位に立っていた。しかし、夏場にはいると突如ショットの調子を崩し「全英オープン」からは国内海外ツアー合わせて6戦連続予選落ちを喫するなど苦しい時期をすごした。それでも師匠芹澤信雄と「原点に戻る」というスイング矯正が奏功。「やり続けたら結果がでましたね」ようやく本来のショットのキレを取り戻した。
この日も安定したショットを武器に序盤からバーディを量産し首位の兼本を猛追した。しかし、終盤一番ミスが出てはいけないホールで手痛いミスがでた。“魔の16番パー3”のティショットはこの日初の「逆球」。グリーン左サイドのガケを避けてピン右を狙ってスライスを打ったつもりが、出た球はまったく反対に曲がるドローボールで崖下に落ちた。そこからリカバリーを試みるもこのホールダブルボギー。直後の17番でバーディを奪ってプレーオフに持ち込んだものの結果的にはこのミスが響いた。
プレーオフにもつれ込む大激戦となった国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」。最後は松村道央が藤田寛之、兼本貴司を振り切りツアー初勝利を挙げた。
石川遼の全ストロークを振り返る
プレーオフ3ホール目、藤田がセミラフから放ったセカンドはグリーン手前に落ちると傾斜をコロがって池ポチャ。「良いラインに飛んで行ったんですけどギリギリだったのかな」打つ直前に6番から7番にクラブを変えたジャッジミスも響き、今季2勝目は数々のドラマを生んだ三好18番の池の波紋と共に消えた。
今季は「つるやオープン」で早々に1勝を挙げると春先は毎試合のように優勝争いに顔を出し賞金ランキングも1位に立っていた。しかし、夏場にはいると突如ショットの調子を崩し「全英オープン」からは国内海外ツアー合わせて6戦連続予選落ちを喫するなど苦しい時期をすごした。それでも師匠芹澤信雄と「原点に戻る」というスイング矯正が奏功。「やり続けたら結果がでましたね」ようやく本来のショットのキレを取り戻した。
この日も安定したショットを武器に序盤からバーディを量産し首位の兼本を猛追した。しかし、終盤一番ミスが出てはいけないホールで手痛いミスがでた。“魔の16番パー3”のティショットはこの日初の「逆球」。グリーン左サイドのガケを避けてピン右を狙ってスライスを打ったつもりが、出た球はまったく反対に曲がるドローボールで崖下に落ちた。そこからリカバリーを試みるもこのホールダブルボギー。直後の17番でバーディを奪ってプレーオフに持ち込んだものの結果的にはこのミスが響いた。