下半身強化と体力アップが目的だが、涼しいトレーニングジムでは行わず、あえて古風ともいえる階段登りを取り入れたことには理由がある。これまでの経験上、マシーンでの強化は、筋力アップにつながるものの、スイングするときに動きが悪くなるというのだ。トッププロならではの微妙な感覚だが、その甲斐あって、下半身はひと回り大きくなったように感じる。
「飛距離アップしたい気持ちもありますが、これから連戦が続くので、それを乗り越えるだけの体力をもう一度つけたいなと思ったのがトレーニングの理由です」
昨年は10月開催の「ブリヂストンオープン」で優勝したものの、それ以外の試合では優勝争いに絡みながら、あと一歩が届かなかった。今年は「ZOZO Championship」という高額賞金の大会も控えているだけに、少なくとも秋以降は2、3勝しなければ、賞金王には届かないという思いもある。
残念ながら、ツアー再開初戦となった先週は19位タイに終わったが、それは久々のトーナメントでゲーム感がなかったからだという今平。今週はゲーム感も戻り、体調もいいので、上位を狙いたいと意欲を見せる。
「昨年は3位タイに入っていますし、最低でもトップ10入り、状況次第では優勝争いに加わりたいですね」と、抱負を語った今平。そのためには、アイアンショットの精度を上げることだと分析する。荒天のため、この日開催予定だったプロアマ戦は中止となったが、激励懇親会の後、コース近くの練習場でアイアンショットの調整に励んだ。(文・山西英希)
「飛距離アップしたい気持ちもありますが、これから連戦が続くので、それを乗り越えるだけの体力をもう一度つけたいなと思ったのがトレーニングの理由です」
昨年は10月開催の「ブリヂストンオープン」で優勝したものの、それ以外の試合では優勝争いに絡みながら、あと一歩が届かなかった。今年は「ZOZO Championship」という高額賞金の大会も控えているだけに、少なくとも秋以降は2、3勝しなければ、賞金王には届かないという思いもある。
残念ながら、ツアー再開初戦となった先週は19位タイに終わったが、それは久々のトーナメントでゲーム感がなかったからだという今平。今週はゲーム感も戻り、体調もいいので、上位を狙いたいと意欲を見せる。
「昨年は3位タイに入っていますし、最低でもトップ10入り、状況次第では優勝争いに加わりたいですね」と、抱負を語った今平。そのためには、アイアンショットの精度を上げることだと分析する。荒天のため、この日開催予定だったプロアマ戦は中止となったが、激励懇親会の後、コース近くの練習場でアイアンショットの調整に励んだ。(文・山西英希)