<キヤノンオープン 最終日>◇10日◇戸塚カントリー倶楽部(7,168ヤード・パー72)
神奈川県にある戸塚カントリー倶楽部で開催された国内男子ツアー「キヤノンオープン」。最終日は悪天候によりスタート時間が1時間50分遅れたが競技は無事終了。横田真一がトータル14アンダーで史上2番目のブランクとなる13年と19日ぶりの勝利を挙げた。2打差の2位には石川遼、3打差の3位タイには兼本貴司、細川和彦の2選手が入った。
横田真一、首位タイで最終日へ!
首位タイでスタートした横田は出だしの1番でティショットがあわやOBとなり、いきなりボギーを叩いてしまう。しかし、気負わずに「最近最終日のスコアが悪くて。今日は“80”、8オーバー打ったつもりでプレーした」と開き直ってプレーを続けると、3番でセカンドショットをバックスピンで直接放り込みイーグルを奪取。その後、前半でスコアを2つ伸ばしトータル12アンダーとすると、同じく首位タイでスタートした石川に3打差、スコアを崩した谷原秀人には6打差をつけ首位をひた走る。後半でも安定したプレーでスコアを伸ばし、終盤石川が上がり3ホールで連続バーディと怒涛の追い上げを見せるが、前半の貯金をいかし2打差をつけて逃げ切った。
実はこの「キャノンオープン」は横田が選手会長時代、当時低迷していた男子ゴルフ界を救うべく大会設立に奔走した結果できた試合のひとつ。「その忙しさでシードを落とした(笑)。でもあのとき損した分が戻ってきたのかな。この大会には思い入れがあるからよかったよ」と感慨深げに語った。
「子供にどう褒められるかな。尊敬してもらえるのかな。想像するとうれしいですね」家族の前で優勝したのはこれが初めて。長男は友人の誕生日会にいったそうで、目の前で優勝した姿は見せられなかったが、愛する妻とは18番のグリーンで熱い抱擁を交わした。その時のことを「女房が泣いているからつられて泣いちゃった。“パパ頑張ったね!”って言われて。頑張ったよ!って」と振り返った横田。長いトンネルを抜けやっと掴んだ2勝目、その喜びをこれから家族とゆっくりかみ締める。
神奈川県にある戸塚カントリー倶楽部で開催された国内男子ツアー「キヤノンオープン」。最終日は悪天候によりスタート時間が1時間50分遅れたが競技は無事終了。横田真一がトータル14アンダーで史上2番目のブランクとなる13年と19日ぶりの勝利を挙げた。2打差の2位には石川遼、3打差の3位タイには兼本貴司、細川和彦の2選手が入った。
横田真一、首位タイで最終日へ!
首位タイでスタートした横田は出だしの1番でティショットがあわやOBとなり、いきなりボギーを叩いてしまう。しかし、気負わずに「最近最終日のスコアが悪くて。今日は“80”、8オーバー打ったつもりでプレーした」と開き直ってプレーを続けると、3番でセカンドショットをバックスピンで直接放り込みイーグルを奪取。その後、前半でスコアを2つ伸ばしトータル12アンダーとすると、同じく首位タイでスタートした石川に3打差、スコアを崩した谷原秀人には6打差をつけ首位をひた走る。後半でも安定したプレーでスコアを伸ばし、終盤石川が上がり3ホールで連続バーディと怒涛の追い上げを見せるが、前半の貯金をいかし2打差をつけて逃げ切った。
実はこの「キャノンオープン」は横田が選手会長時代、当時低迷していた男子ゴルフ界を救うべく大会設立に奔走した結果できた試合のひとつ。「その忙しさでシードを落とした(笑)。でもあのとき損した分が戻ってきたのかな。この大会には思い入れがあるからよかったよ」と感慨深げに語った。
「子供にどう褒められるかな。尊敬してもらえるのかな。想像するとうれしいですね」家族の前で優勝したのはこれが初めて。長男は友人の誕生日会にいったそうで、目の前で優勝した姿は見せられなかったが、愛する妻とは18番のグリーンで熱い抱擁を交わした。その時のことを「女房が泣いているからつられて泣いちゃった。“パパ頑張ったね!”って言われて。頑張ったよ!って」と振り返った横田。長いトンネルを抜けやっと掴んだ2勝目、その喜びをこれから家族とゆっくりかみ締める。