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    JGTOツアー

    国内男子

    フジサンケイクラシック

    日程 2019年9月5日-9月8日賞金総額 ¥110,000,000
    TV/ネット放送予定
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    “4度目の正直”のリベンジ優勝か、オールラウンダーの初優勝か!?【佐藤信人の注目選手】

    “4度目の正直”のリベンジ優勝か、オールラウンダーの初優勝か!?【佐藤信人の注目選手】

    所属 ALBA Net編集部
    谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

    配信日時:2019年9月4日 02時56分

    • JGTO
    今季上位フィニッシュ多数 木下稜介に期待大
    今季上位フィニッシュ多数 木下稜介に期待大 (撮影:佐々木啓)
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    Round 4
    順位ScPLAYER
    1-15パク・サンヒョン
    2-13チェ・ホソン
    2-13岩田 寛
    4-12チャン・キム
    5-11石川 遼
    6-7ガン・チャルングン
    6-7今平 周吾
    8-6スンス・ハン
    8-6イ・サンヒ
    10-5香妻 陣一朗
    比嘉一貴が後続に5打差をつけて勝利、新たな初優勝者を生んだ「RIZAP KBCオーガスタ」が終了。ここまでの大会を踏まえ、次戦に活躍が期待できる選手を佐藤信人がピックアップ。ツアー9勝を誇り、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の広報担当理事を務める佐藤が挙げた優勝候補は?

    森守洋が語る石川遼のスイングのすごさとは?【連続写真】

    ■飛ばし屋だけが有利じゃない、富士の麓の難関コース
    昨年は星野陸也の初優勝に終わった本大会。星野と言えば、300ヤード超えのツアートップクラスの飛ばしがウリのひとつだが、歴代優勝者を見ると『飛ばし屋有利』ともいえない。(※)

    「総距離7566ヤードと距離もあるし、すごく飛ばし屋向きのイメージがあるけどそうでもない。コースが難しいんです」。昨年は優勝スコアが16アンダーとなったが、それ以前を見るとトータル10アンダーを上回る好スコアとなっているのは、同コースで行われた14回中4回のみ。「山の裾野に造られたコースで、高低差もある」と、芝目や傾斜の読みで山の方向を気にしながらというのもコースを難しくしている。

    「また、今年の富士桜は例年よりラフが長いと聞いている。飛ぶだけでなくフェアウェイに行くことがより大事」。

    ■今年は意気込みが違う!ドライバーの巧さ&今季好調といえばこの選手
    そこで佐藤がまず挙げたのがハン・ジュンゴン(韓国)。RIZAP KBCオーガスタでは大会4日間でトータルドライビング単独1位のドライバーを披露している。

    「飛距離は302.38ヤードであれだけ飛ばしているのに、フェアウェイキープ率も5位タイ(66.07%)。トータルドライビングは毎年上位の常連ですし、今季は4試合連続でトップ10入りと流れもいい」。今季は「中日クラウンズ」3位タイ、「日本プロゴルフ選手権」では石川遼とのプレーオフに敗れて2位、先週のRIZAPでも3位と2015年以来の優勝まであと少しというところまで来ている。

    「近いうちに兵役に行かなければというのもあるので、優勝へのこだわりが今年はとくに強い気がします」。来季は韓国での兵役のため、ツアーを離脱する可能性もあるため、複数年シード獲得に向けての気合いも強そうだ。

    ■6人目の初優勝者、誕生なるか!?
    先週の比嘉で、今季5人目の国内男子ツアー初優勝者が誕生。若手が勢いに乗る中、佐藤が次に期待をかける選手の一人が木下稜介だ。昨年賞金ランキング54位で初シードを獲得、昨年は本大会で4位タイに入っている。

    「彼も突出して飛距離が出るタイプではないですが、ショットがうまくてフェアウェイキープ率もいい。ショットもショートゲームもそつなくこなす感じで、どこかひとつが秀でているというよりも、穴のない選手です」。

    今季はムラがあり、出場11試合中6試合が予選落ち。しかし、予選通過の5試合では4試合でトップ10入りを果たし、獲得賞金は1000万円を超えて賞金ランク30位につけている。星野の連覇にも注目しつつ、新たなスター誕生も期待できそうだ。

    ※直近の大会優勝者
    18年:星野陸也
    17年:H・W・リュー
    16年:チョ・ミンギュ
    15年:キム・キョンテ
    14年:岩田寛
    13年:松山英樹
    12年:キム・キョンテ
    11年:諸藤将次
    10年:石川遼
    09年:石川遼
    08年:藤島豊和
    07年:谷原秀人
    06年:片山晋呉
    05年:丸山大輔

    佐藤信人(さとう・のぶひと)
    1970年03月12日生まれ、千葉県出身。高校卒業後に米国に渡り、陸軍士官学校を経てネバダ州立大学へ進学。1993年に日本のプロテストに一発合格。97年の「JCBクラシック仙台」で初優勝を挙げた。ツアー通算9勝を誇り、現在はJGTOの広報担当理事も務める。
    比嘉一貴が後続に5打差をつけて勝利、新たな初優勝者を生んだ「RIZAP KBCオーガスタ」が終了。ここまでの大会を踏まえ、次戦に活躍が期待できる選手を佐藤信人がピックアップ。ツアー9勝を誇り、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の広報担当理事を務める佐藤が挙げた優勝候補は?

    森守洋が語る石川遼のスイングのすごさとは?【連続写真】

    ■飛ばし屋だけが有利じゃない、富士の麓の難関コース
    昨年は星野陸也の初優勝に終わった本大会。星野と言えば、300ヤード超えのツアートップクラスの飛ばしがウリのひとつだが、歴代優勝者を見ると『飛ばし屋有利』ともいえない。(※)

    「総距離7566ヤードと距離もあるし、すごく飛ばし屋向きのイメージがあるけどそうでもない。コースが難しいんです」。昨年は優勝スコアが16アンダーとなったが、それ以前を見るとトータル10アンダーを上回る好スコアとなっているのは、同コースで行われた14回中4回のみ。「山の裾野に造られたコースで、高低差もある」と、芝目や傾斜の読みで山の方向を気にしながらというのもコースを難しくしている。

    「また、今年の富士桜は例年よりラフが長いと聞いている。飛ぶだけでなくフェアウェイに行くことがより大事」。

    ■今年は意気込みが違う!ドライバーの巧さ&今季好調といえばこの選手
    そこで佐藤がまず挙げたのがハン・ジュンゴン(韓国)。RIZAP KBCオーガスタでは大会4日間でトータルドライビング単独1位のドライバーを披露している。

    「飛距離は302.38ヤードであれだけ飛ばしているのに、フェアウェイキープ率も5位タイ(66.07%)。トータルドライビングは毎年上位の常連ですし、今季は4試合連続でトップ10入りと流れもいい」。今季は「中日クラウンズ」3位タイ、「日本プロゴルフ選手権」では石川遼とのプレーオフに敗れて2位、先週のRIZAPでも3位と2015年以来の優勝まであと少しというところまで来ている。

    「近いうちに兵役に行かなければというのもあるので、優勝へのこだわりが今年はとくに強い気がします」。来季は韓国での兵役のため、ツアーを離脱する可能性もあるため、複数年シード獲得に向けての気合いも強そうだ。

    ■6人目の初優勝者、誕生なるか!?
    先週の比嘉で、今季5人目の国内男子ツアー初優勝者が誕生。若手が勢いに乗る中、佐藤が次に期待をかける選手の一人が木下稜介だ。昨年賞金ランキング54位で初シードを獲得、昨年は本大会で4位タイに入っている。

    「彼も突出して飛距離が出るタイプではないですが、ショットがうまくてフェアウェイキープ率もいい。ショットもショートゲームもそつなくこなす感じで、どこかひとつが秀でているというよりも、穴のない選手です」。

    今季はムラがあり、出場11試合中6試合が予選落ち。しかし、予選通過の5試合では4試合でトップ10入りを果たし、獲得賞金は1000万円を超えて賞金ランク30位につけている。星野の連覇にも注目しつつ、新たなスター誕生も期待できそうだ。

    ※直近の大会優勝者
    18年:星野陸也
    17年:H・W・リュー
    16年:チョ・ミンギュ
    15年:キム・キョンテ
    14年:岩田寛
    13年:松山英樹
    12年:キム・キョンテ
    11年:諸藤将次
    10年:石川遼
    09年:石川遼
    08年:藤島豊和
    07年:谷原秀人
    06年:片山晋呉
    05年:丸山大輔

    佐藤信人(さとう・のぶひと)
    1970年03月12日生まれ、千葉県出身。高校卒業後に米国に渡り、陸軍士官学校を経てネバダ州立大学へ進学。1993年に日本のプロテストに一発合格。97年の「JCBクラシック仙台」で初優勝を挙げた。ツアー通算9勝を誇り、現在はJGTOの広報担当理事も務める。

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