<日本オープンゴルフ選手権 2日目>◇15日◇愛知カンツリー倶楽部(7,084ヤード・パー71)
国内男子メジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権」の2日目。藤田寛之、ハン・リー(米国)、アマチュアの18歳松山英樹と上位にバラエティ豊かな面々が顔をそろえたが、中堅選手代表はこの男。藤田、松山と共にこの日ベストスコアタイの“67”をマークした武藤俊憲がトータル6アンダーで4位に浮上した。武藤は1番、3番と序盤でいきなりスコアを落としてしまう。「あー今日はダメなのかな」と気持ちが落ち込みかけたが5番でバーディを奪うと、続けて6番でもバーディ、7番をボギーとしたものの、8番、9番とバーディを奪い1つスコアを伸ばして前半を終える。
今日4つスコアを伸ばした武藤の今期の全成績
「今思うとスタートから何ホールかはスイッチが入っていなかったのかな」1つのバーディをきっかけに戦闘モードに入った武藤は、後半13番から怒涛の3連続バーディを奪取。6アンダーで迎えた難関の最終18番は、ティショットが右の池方向から木に跳ね返ってラフに戻ってくる幸運もありなんとかパーセーブ。首位とは3打差と久々の好位置で決勝ラウンドに挑む。
今季は17戦を戦って予選落ち8回、トップ10フィニッシュもなく苦しいシーズンが続いていた。シーズン中盤に差し掛かったところでは怪我にも悩まされ、目立った活躍も出来ないまま秋の陣を迎えてしまった。それでもここに来てようやく持ち味のドライバーショットが復調。アイアンショットは「まだ自信を持って振りぬけるほどじゃない」と本来のキレを取り戻してはいないが、ようやく戦えるレベルまで持ってくることが出来た。「残り試合も少ないんでそろそろ頑張らないと」昨年は11月の「レクサス選手権」を制覇、08年には10月の「コカ・コーラ東海クラシック」を制するなど秋に強い武藤が秋の大一番でビッグタイトルを狙う。
【2日目の順位】
1位T:ハン・リー(-9)
1位T:藤田寛之(-9)
3位:松山英樹 (-7)※
4位:武藤俊憲(-6)
5位:石川遼 (-4)
6位T:安本大祐 (-3)
6位T:クリス・キャンベル(-3)
6位T:金庚泰(キム・キョンテー) (-3)
6位T:ベ・サンムン (-3)
10位T:宮本勝昌 (-2)他3名
国内男子メジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権」の2日目。藤田寛之、ハン・リー(米国)、アマチュアの18歳松山英樹と上位にバラエティ豊かな面々が顔をそろえたが、中堅選手代表はこの男。藤田、松山と共にこの日ベストスコアタイの“67”をマークした武藤俊憲がトータル6アンダーで4位に浮上した。武藤は1番、3番と序盤でいきなりスコアを落としてしまう。「あー今日はダメなのかな」と気持ちが落ち込みかけたが5番でバーディを奪うと、続けて6番でもバーディ、7番をボギーとしたものの、8番、9番とバーディを奪い1つスコアを伸ばして前半を終える。
今日4つスコアを伸ばした武藤の今期の全成績
「今思うとスタートから何ホールかはスイッチが入っていなかったのかな」1つのバーディをきっかけに戦闘モードに入った武藤は、後半13番から怒涛の3連続バーディを奪取。6アンダーで迎えた難関の最終18番は、ティショットが右の池方向から木に跳ね返ってラフに戻ってくる幸運もありなんとかパーセーブ。首位とは3打差と久々の好位置で決勝ラウンドに挑む。
今季は17戦を戦って予選落ち8回、トップ10フィニッシュもなく苦しいシーズンが続いていた。シーズン中盤に差し掛かったところでは怪我にも悩まされ、目立った活躍も出来ないまま秋の陣を迎えてしまった。それでもここに来てようやく持ち味のドライバーショットが復調。アイアンショットは「まだ自信を持って振りぬけるほどじゃない」と本来のキレを取り戻してはいないが、ようやく戦えるレベルまで持ってくることが出来た。「残り試合も少ないんでそろそろ頑張らないと」昨年は11月の「レクサス選手権」を制覇、08年には10月の「コカ・コーラ東海クラシック」を制するなど秋に強い武藤が秋の大一番でビッグタイトルを狙う。
【2日目の順位】
1位T:ハン・リー(-9)
1位T:藤田寛之(-9)
3位:松山英樹 (-7)※
4位:武藤俊憲(-6)
5位:石川遼 (-4)
6位T:安本大祐 (-3)
6位T:クリス・キャンベル(-3)
6位T:金庚泰(キム・キョンテー) (-3)
6位T:ベ・サンムン (-3)
10位T:宮本勝昌 (-2)他3名