<日本オープンゴルフ選手権 最終日>◇17日◇愛知カンツリー倶楽部(7,084ヤード・パー71)
優勝を争う武藤俊憲のバーディパットが外れた瞬間、ポーカーフェイスのチャンピオンは表情を崩しキャディと抱き合い喜びをあらわにした。愛知県にある愛知カンツリー倶楽部で開催された、国内男子メジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権」の最終日。首位と4打差からスタートした金庚泰(キム・キョンテ)がコースレコードとなる“64”を叩き出し大逆転優勝を飾った。
松山英樹が3位タイフィニッシュ、ローアマに輝く!
トップとは4打差。「昨日からグリーンが硬くて、ピンポジションも難しい。優勝は無理だと思っていました」石川遼と同組で大ギャラリーを引きつれ、無欲でスタートしたキョンテだったが1番、2番と連続バーディを奪取、さらに5番では3打目を1メートルにつけバーディ、6番ではグリーン外から6メートルをねじ込んだ。金曜日までは50回以上打ち方を変えて打つほど悩んでいたパットがこの日は勝負どころで決まった。
後半は10番のバーディで首位に並んだが「11番、12番、14番と近いパットをミスして優勝はないかなと」なかなか抜け出せない状況に苦しい展開を迎える。それでも15番で1オンに成功するときっちりバーディを奪い、ついにトータル13アンダーで単独首位に浮上。最難関の最終18番はティショットを深いラフにいれピンチを迎えたが、そこから渾身のアイアンショットでなんとかグリーンをとらえる。「プレッシャーがあってヒットが強かった」というバーディトライはカップを2メートルオーバーしたものの、返しを慎重に決めてガッツポーズをみせた。
この日は石川と同組とあって多くのギャラリーを集めたが「ギャラリーがいっぱいのほうが集中できる。それに彼は日本一のプレーヤー。だから私もナイスプレーができる」とそれをプレッシャーに感じることもなく逆に力に変えた。早々に優勝争いから脱落した石川からは「頑張って。チャンスあるよと声をかけられました。彼はとてもナイスガイ」最終18番はプレッシャーからファーストパットをミスしたが、それ以外は終始安定した精神状態でプレー。気がつけばリーダーズボードの頂点に名前があった。
優勝を争う武藤俊憲のバーディパットが外れた瞬間、ポーカーフェイスのチャンピオンは表情を崩しキャディと抱き合い喜びをあらわにした。愛知県にある愛知カンツリー倶楽部で開催された、国内男子メジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権」の最終日。首位と4打差からスタートした金庚泰(キム・キョンテ)がコースレコードとなる“64”を叩き出し大逆転優勝を飾った。
松山英樹が3位タイフィニッシュ、ローアマに輝く!
トップとは4打差。「昨日からグリーンが硬くて、ピンポジションも難しい。優勝は無理だと思っていました」石川遼と同組で大ギャラリーを引きつれ、無欲でスタートしたキョンテだったが1番、2番と連続バーディを奪取、さらに5番では3打目を1メートルにつけバーディ、6番ではグリーン外から6メートルをねじ込んだ。金曜日までは50回以上打ち方を変えて打つほど悩んでいたパットがこの日は勝負どころで決まった。
後半は10番のバーディで首位に並んだが「11番、12番、14番と近いパットをミスして優勝はないかなと」なかなか抜け出せない状況に苦しい展開を迎える。それでも15番で1オンに成功するときっちりバーディを奪い、ついにトータル13アンダーで単独首位に浮上。最難関の最終18番はティショットを深いラフにいれピンチを迎えたが、そこから渾身のアイアンショットでなんとかグリーンをとらえる。「プレッシャーがあってヒットが強かった」というバーディトライはカップを2メートルオーバーしたものの、返しを慎重に決めてガッツポーズをみせた。
この日は石川と同組とあって多くのギャラリーを集めたが「ギャラリーがいっぱいのほうが集中できる。それに彼は日本一のプレーヤー。だから私もナイスプレーができる」とそれをプレッシャーに感じることもなく逆に力に変えた。早々に優勝争いから脱落した石川からは「頑張って。チャンスあるよと声をかけられました。彼はとてもナイスガイ」最終18番はプレッシャーからファーストパットをミスしたが、それ以外は終始安定した精神状態でプレー。気がつけばリーダーズボードの頂点に名前があった。