今季レギュラーツアー初優勝している浅地洋佑が、トータル16アンダーで並んだ5人のプレーオフを勝ちきり、ANAオープンで早くも2勝目を挙げた。

ANAのCAさんも大会を応援【写真】

これで賞金ランクも2位に浮上。10月に日本で開催される米PGAツアー「ZOZO Championship」への出場もほぼ手中にした。

浅地といえば、飛距離は出ないが安定したプレーが持ち味。しかし、最近の若手プロには珍しい個性的なスイングの持ち主としても知られる。特に、スイング始動時からテークバック、トップスイングからダウンへ一連の動きには、セオリーとは一線を画す独自の工夫があり、そのクラブさばきの上手（うま）さはツアーでも屈指といわれるほどだ。

この点について浅地は、

「ボクのスイングは考えて作ったものじゃないんです。みんながいいっていってくれる、トップからの切り返しとかクラブさばきとか、一生懸命に練習してたらそうなっちゃっただけ。だから取材とかで、どうやったらできるんですかって聞かれても答えられないんです（笑）」