<パナソニックオープン 初日◇26日◇東広野ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7058ヤード・パー71>
ジュニア時代、“ぽっちゃり王子”の愛称で知られた古田幸希が、大黒柱として再出発を図る。昨年はレギュラーツアーに19試合参戦するも、賞金ランキング143位で終了。昨年末のQTも417位と振るわず、今季は出場数も予選会か推薦に限られる。今季は「東建ホームメイトカップ」、「関西オープン」に続いて3戦目。大事な1試合で、1イーグル・3バーディ・1ボギーの「67」と、4アンダー・7位タイの好スタートを切った。
男子会場で発見!最低でも“3カ月待ち”のレアパターがこれ!【写真】
「久々のレギュラーツアーなので、楽しく回れたらいいかなと思った」と焦りは見られない。今年は古田にとって環境に大きな変化があった。トーナメントに出場する機会が少ないからと、拠点を仙台から実家のある青森県三沢市に移動。「実家が三沢空港温泉という温泉をやっているので、手伝いをしながらゴルフをしている」。早朝4時には風呂掃除をスタート、父に教わりながら家業を手伝い、午後からゴルフの練習と忙しい日々を送っている。「人間的に仕事をして、ゴルフをやるありがたみを感じないと成長できないと思った」と、初心に返りゴルフを楽しんでいる。
さらには、実家が祖父の代からパナソニックを扱う電気製品店も営んでおり、「去年初めてこの大会で予選を通過して、今年はもっと上にいきたいと準備してきた」と思い入れのある大会でもあった。
今年の2月には、同級生の宮澤亜衣さんと結婚。「日本ジュニアを連覇していて、ゴルフがうまいんですよ。競技は辞めていますが、ゴルフを知っているので、かけてくれる言葉の一つ一つが力強い」。“命をとられるわけじゃないし、思い切りやってきなさい”と、妻の激励も力になっている。「アジアとつながっている試合はレギュラーでも少ないので、いい経験。初日がちょっとうまくいったので、続けられるように頑張りたい」。気張ることなく、明日もプレーを楽しんでいく。(文・谷口愛純)
ジュニア時代、“ぽっちゃり王子”の愛称で知られた古田幸希が、大黒柱として再出発を図る。昨年はレギュラーツアーに19試合参戦するも、賞金ランキング143位で終了。昨年末のQTも417位と振るわず、今季は出場数も予選会か推薦に限られる。今季は「東建ホームメイトカップ」、「関西オープン」に続いて3戦目。大事な1試合で、1イーグル・3バーディ・1ボギーの「67」と、4アンダー・7位タイの好スタートを切った。
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「久々のレギュラーツアーなので、楽しく回れたらいいかなと思った」と焦りは見られない。今年は古田にとって環境に大きな変化があった。トーナメントに出場する機会が少ないからと、拠点を仙台から実家のある青森県三沢市に移動。「実家が三沢空港温泉という温泉をやっているので、手伝いをしながらゴルフをしている」。早朝4時には風呂掃除をスタート、父に教わりながら家業を手伝い、午後からゴルフの練習と忙しい日々を送っている。「人間的に仕事をして、ゴルフをやるありがたみを感じないと成長できないと思った」と、初心に返りゴルフを楽しんでいる。
さらには、実家が祖父の代からパナソニックを扱う電気製品店も営んでおり、「去年初めてこの大会で予選を通過して、今年はもっと上にいきたいと準備してきた」と思い入れのある大会でもあった。
今年の2月には、同級生の宮澤亜衣さんと結婚。「日本ジュニアを連覇していて、ゴルフがうまいんですよ。競技は辞めていますが、ゴルフを知っているので、かけてくれる言葉の一つ一つが力強い」。“命をとられるわけじゃないし、思い切りやってきなさい”と、妻の激励も力になっている。「アジアとつながっている試合はレギュラーでも少ないので、いい経験。初日がちょっとうまくいったので、続けられるように頑張りたい」。気張ることなく、明日もプレーを楽しんでいく。(文・谷口愛純)