決勝ラウンドで連日の「64」をマークして、2位に4打差をつける圧勝を飾った武藤俊憲。2015年の「ISPSハンダグローバルカップ」以来となる4年ぶりの優勝を決めた。
武藤の18番を見守る谷口徹 意外と心配そう?【フォトギャラリー】
今年で41歳を迎えた武藤。久々の勝利に「オレのピークは40代だと言えるように、一歩でも進んだかなと思います」と語ったが、体の変化も感じていた。今季の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」から、高校時代から同じモデルを使い続けていたアイアンのシャフトを変更。これまでのモデルよりも捕まりやすく楽に振れる感覚を求めて、『N.S.PRO モーダス3 システム3プロト』に変えた。
これに合わせて、同時期からドライバーのシャフト試行錯誤。様々なメーカーのものを10種類以上試しながら、「フジサンケイから757TRに変えたが、翌週少ししなりを抑えるために0.5インチチップカットしたものに調整してハマりました」と、開幕ころから差している『スピーダーTR 757』に戻ってきた。「以前使っていた757 EVO5に比べて、インパクトまでの間が取りやすくなり、アイアンとのマッチングが良くなった」と噛み合った。
アイアンヘッドは今年9月に発売したばかりの『ミズノプロ 120』。1つ前は『MP5』のマッスルバックを使っていたが、従来のものよりもマッスルバックとしては大きめだ。クラブ選びはスピン量を重視して、狙えることを意識しているという。「勝ちを獲るにはどうするかを考えると、ピンを狙って打とうと思った。とにかくバーディを獲る」。自ら「個性」と語った攻めのプレーを心がけ、4日間のバーディ数は26で単独トップ。パーオン率79.17%の首位タイ、トータルドライビングは39の単独9位とバツグンのショット力を披露した。
「谷口(徹)さんからは、“狙わんでもええのに”とよく言われますが、それが僕のゴルフ。僕にとってはこれが年相応。それに、昔はもっとドライバーを振っていたし、あまり刻むことがなかった」。若い頃からの変化も感じるが、それを受け入れつつ自身のプレースタイルで4年ぶりの優勝を勝ち取った。
武藤の18番を見守る谷口徹 意外と心配そう?【フォトギャラリー】
今年で41歳を迎えた武藤。久々の勝利に「オレのピークは40代だと言えるように、一歩でも進んだかなと思います」と語ったが、体の変化も感じていた。今季の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」から、高校時代から同じモデルを使い続けていたアイアンのシャフトを変更。これまでのモデルよりも捕まりやすく楽に振れる感覚を求めて、『N.S.PRO モーダス3 システム3プロト』に変えた。
これに合わせて、同時期からドライバーのシャフト試行錯誤。様々なメーカーのものを10種類以上試しながら、「フジサンケイから757TRに変えたが、翌週少ししなりを抑えるために0.5インチチップカットしたものに調整してハマりました」と、開幕ころから差している『スピーダーTR 757』に戻ってきた。「以前使っていた757 EVO5に比べて、インパクトまでの間が取りやすくなり、アイアンとのマッチングが良くなった」と噛み合った。
アイアンヘッドは今年9月に発売したばかりの『ミズノプロ 120』。1つ前は『MP5』のマッスルバックを使っていたが、従来のものよりもマッスルバックとしては大きめだ。クラブ選びはスピン量を重視して、狙えることを意識しているという。「勝ちを獲るにはどうするかを考えると、ピンを狙って打とうと思った。とにかくバーディを獲る」。自ら「個性」と語った攻めのプレーを心がけ、4日間のバーディ数は26で単独トップ。パーオン率79.17%の首位タイ、トータルドライビングは39の単独9位とバツグンのショット力を披露した。
「谷口(徹)さんからは、“狙わんでもええのに”とよく言われますが、それが僕のゴルフ。僕にとってはこれが年相応。それに、昔はもっとドライバーを振っていたし、あまり刻むことがなかった」。若い頃からの変化も感じるが、それを受け入れつつ自身のプレースタイルで4年ぶりの優勝を勝ち取った。