＜マイナビABCチャンピオンシップ　最終日＞◇31日◇ABCゴルフ倶楽部(7,217ヤード・パー72)

　兵庫県にあるABCゴルフ倶楽部を舞台に開催された、国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」の最終日。逆転優勝目指し3位タイでスタートした石川遼は、6バーディ・1ボギーとスコアを5つ伸ばすが優勝には1打届かずトータル12アンダー単独2位に終わった。

　石川は2番で先制のバーディを奪うと、4番ではパー5の3打目をピタリと寄せてバーディ奪取。5番でアプローチを寄せきれずボギーを叩いたが、6番のバーディですぐに取り返し、9番もバーディとして前半でスコアを3つ伸ばした。

石川遼の一打速報で全ショットの軌道とラウンド後コメントが見れる！

　「バーディチャンスにつけながら、そこから決めきれなかった」という後半だったが、15番で久々のバーディを奪って首位に肉薄。17番もバンカーからのセカンドショットをバーディチャンスにつけると、これを沈めトータル12アンダーで首位に並んた。

　ここまでショットが好調な石川だったが「今週の中で1番悪いショット」を大事な最終18番で打ってしまう。右に曲がったボールは木の根元付近に止まり、つま先上がりの難しいライ。残り185ヤードの距離だったが、石川は5番アイアンで2オンを狙いに行く。ボールはグリーン左にオンするも長い距離が残ってしまい、イーグルパットさらにはバーディパットも決めれないままホールアウト。最終組の金庚泰(キム・キョンテ)(韓国)がトータル13アンダーまでスコアを伸ばしたため、悔しい形で今年の「マイナビABCチャンピオンシップ」を終えた。