毎週、ゴルフツアー会場で選手たちを撮影し続けるプロカメラマン。インサイドロープでプロゴルファーの凄みや熱気を感じ、ときおり会話のやりとりを見聞きするなど、“試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な景色を紹介する。【トップ杯東海クラシック編】
ブリヂストンオープンではジャンボが熱血指導!【写真】
ラグビーのワールドカップで盛り上がっている日本列島。日本の快進撃に湧いているが、出場国に名を連ねる強豪の南アフリカといえば、日本ツアーで奮闘するショーン・ノリス。そして、そのノリスが、ツアー4勝目を果たした。
ラウンド中のボランティアとの会話が印象的だったと振り返るのは、佐々木啓カメラマン。「ボランティアさんからスプリング・ボックス(南アラグビーチームの愛称)強いねと声をかけられると、『ニッポンのほうが強いんじゃないかな』と、楽しそうに会話をしていたんです」(佐々木カメラマン)。
そんな会話からは想像もできないようなシーンが18番グリーンで待っていた。「ウィニングパットを決めた直後、しゃがんで大泣き。なかなか立ち上がれなかったんです。スコアを伸ばして楽勝モードに入ったはずが、その後スコアを落として混戦になってしまったせいかと思ったのですが…」と涙するノリスを見ていた佐々木カメラマン。その後、父の死を乗り越えての勝利ということを知った。
「優勝インタビューで、実父が最近亡くなったと話しているのを聞いて、母国から遠い国で戦う苦労は相当なものなのだなと思いました。大きくていかつい顔をしているので、一見近寄りがたい雰囲気はありますが、ノリス選手の人の良さが垣間見えました。悲しみを乗り越えての優勝、本当におめでとうございます」(佐々木カメラマン)
ブリヂストンオープンではジャンボが熱血指導!【写真】
ラグビーのワールドカップで盛り上がっている日本列島。日本の快進撃に湧いているが、出場国に名を連ねる強豪の南アフリカといえば、日本ツアーで奮闘するショーン・ノリス。そして、そのノリスが、ツアー4勝目を果たした。
ラウンド中のボランティアとの会話が印象的だったと振り返るのは、佐々木啓カメラマン。「ボランティアさんからスプリング・ボックス(南アラグビーチームの愛称)強いねと声をかけられると、『ニッポンのほうが強いんじゃないかな』と、楽しそうに会話をしていたんです」(佐々木カメラマン)。
そんな会話からは想像もできないようなシーンが18番グリーンで待っていた。「ウィニングパットを決めた直後、しゃがんで大泣き。なかなか立ち上がれなかったんです。スコアを伸ばして楽勝モードに入ったはずが、その後スコアを落として混戦になってしまったせいかと思ったのですが…」と涙するノリスを見ていた佐々木カメラマン。その後、父の死を乗り越えての勝利ということを知った。
「優勝インタビューで、実父が最近亡くなったと話しているのを聞いて、母国から遠い国で戦う苦労は相当なものなのだなと思いました。大きくていかつい顔をしているので、一見近寄りがたい雰囲気はありますが、ノリス選手の人の良さが垣間見えました。悲しみを乗り越えての優勝、本当におめでとうございます」(佐々木カメラマン)