<三井住友VISA太平洋マスターズ 初日>◇11日◇太平洋クラブ 御殿場コース(7,246ヤード・パー72)
国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」が静岡県にある太平洋クラブ 御殿場コースで開幕。中国で開催された「HSBCチャンピオンズ」最終日のひらめきから取り組み始めた新スイングを携え、石川遼が手応えと共に1歩踏み出した。
「石川遼の1打速報」でこの日のプレーを振り返る
ボールを置く位置をこれまでより左足寄りにし体の回転で打っていく新スイング、前半はスコアこそ伸ばしたものの「今までならインパクトでどこにいくかわかったんですが、今は当たった瞬間にどこにいくかわからない。ボールを見て“ああ真っすぐいったんだ”って感じでした」と手探りのプレーが続く。それでも目の前の1打1スイングに集中してプレーを続けた結果が前半3バーディ・ノーボギーというスコアに現れた。
しかし、ハーフターン後の1番。「本当は左を狙っていたんですが、少しくらい右でもいいかなという甘い気持ちがあって右のラフに入れてしまった。そこから始まってしまった」そこから乗らず寄らず入らずのダブルボギー。さらに続く2番もパットの新たな課題である“ストローク後に顔を上げない”というチェックポイントが緩んだことで3パットのボギーと悪い部分が出て一気にイーブンまで後退してしまう。それでも、終わり良ければすべて良し。5番、6番と連続バーディで2アンダーまでスコアを戻すと8番、9番は「格段に良くなった」新スイングで会心のショットを放ってみせ2アンダーでホールアウトした。
首位と6打差にもスイングへの手応えをつかんだ石川の表情は明るい。「9番は今日イチでしたね。左に体重が乗って本当にラインが上手く出せた。タイガー・ウッズを見てスイングを変えたんですが、うまく打てた時はタイガーになったような感じがしました。新しい感覚でしたね」と新スイングのお手本ともなったタイガー・ウッズに自分を重ね合わせるほどの手応えだ。「自分で発見して自分で考えてスイングを変えるのは今までで初めて」だっただけに、本当にこれでいいのかという逡巡はあったが「この道に間違いはなかったです」と成果を示すことが出来たこの日のラウンドで世界へ続く道筋が見えた。
国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」が静岡県にある太平洋クラブ 御殿場コースで開幕。中国で開催された「HSBCチャンピオンズ」最終日のひらめきから取り組み始めた新スイングを携え、石川遼が手応えと共に1歩踏み出した。
「石川遼の1打速報」でこの日のプレーを振り返る
ボールを置く位置をこれまでより左足寄りにし体の回転で打っていく新スイング、前半はスコアこそ伸ばしたものの「今までならインパクトでどこにいくかわかったんですが、今は当たった瞬間にどこにいくかわからない。ボールを見て“ああ真っすぐいったんだ”って感じでした」と手探りのプレーが続く。それでも目の前の1打1スイングに集中してプレーを続けた結果が前半3バーディ・ノーボギーというスコアに現れた。
しかし、ハーフターン後の1番。「本当は左を狙っていたんですが、少しくらい右でもいいかなという甘い気持ちがあって右のラフに入れてしまった。そこから始まってしまった」そこから乗らず寄らず入らずのダブルボギー。さらに続く2番もパットの新たな課題である“ストローク後に顔を上げない”というチェックポイントが緩んだことで3パットのボギーと悪い部分が出て一気にイーブンまで後退してしまう。それでも、終わり良ければすべて良し。5番、6番と連続バーディで2アンダーまでスコアを戻すと8番、9番は「格段に良くなった」新スイングで会心のショットを放ってみせ2アンダーでホールアウトした。
首位と6打差にもスイングへの手応えをつかんだ石川の表情は明るい。「9番は今日イチでしたね。左に体重が乗って本当にラインが上手く出せた。タイガー・ウッズを見てスイングを変えたんですが、うまく打てた時はタイガーになったような感じがしました。新しい感覚でしたね」と新スイングのお手本ともなったタイガー・ウッズに自分を重ね合わせるほどの手応えだ。「自分で発見して自分で考えてスイングを変えるのは今までで初めて」だっただけに、本当にこれでいいのかという逡巡はあったが「この道に間違いはなかったです」と成果を示すことが出来たこの日のラウンドで世界へ続く道筋が見えた。