<ダンロップフェニックス 3日目>◇20日◇フェニックスカントリークラブ(7,010ヤード・パー71)
2002年に横尾要が勝って以来の日本人優勝へ。池田勇太が単独首位をキープして「ダンロップフェニックス」制覇へ王手をかけた。
遼、2オーバー33位タイ…最終日のスタートダッシュ誓う
池田は4番パー5でバーディを奪うと、7番パー5でも2オンに成功しバーディを奪取。序盤から伸び悩む下位との差を着実に広げていく。しかし、その後はスコアを伸ばせず粘り強くパーを重ねる展開となると、15番でアプローチのミスからついに2日間続けてきたノーボギーが途切れてしまう。さらに17番パー3でも「自分としては120点のアプローチ」が下り傾斜で止まってショートするとここもボギー。この時点で2位とは2打差となり嫌な流れになりそうなところだったが、最終18番パー5をきっちりバーディで締めトータル10アンダー単独首位でフィニッシュ。今季4勝目へ最高の位置で最終日を迎えることとなった。
予選落ちを喫した「三井住友VISA太平洋マスターズ」の第2ラウンド15番ホールから続いていたノーボギーは途絶えたものの、この日も池田節は快調だ。この日のラウンドについては「満足ではないけどそれなりのラウンド。これだけのコースで1個や2個のボギーはあって当たり前だよ」とコメント。報道陣からの順位は気にしたか? との質問には「あんま気にしてないので大丈夫です」。3打差については? 水を向けられても「差はないと思って、まずは18ホールをいかに回りきるかを考えたほうがいいと思います」とあくまでそのスタンスは揺るがない。勝負どころを勝ちきる池田の強さはこの合理的な考えの上に成り立っている。
「2002年以来日本人が勝ってないの知らなかったよ。まぁ日本だから日本人が勝ちたいよね」第1回大会勝者の宮本康弘から尊敬する尾崎将司を含め、これまで36回の開催中5人しか誕生していない日本人王者。8年ぶりの重い扉をこじ開けるのは日本が誇る若大将の強心臓だ。
2002年に横尾要が勝って以来の日本人優勝へ。池田勇太が単独首位をキープして「ダンロップフェニックス」制覇へ王手をかけた。
遼、2オーバー33位タイ…最終日のスタートダッシュ誓う
池田は4番パー5でバーディを奪うと、7番パー5でも2オンに成功しバーディを奪取。序盤から伸び悩む下位との差を着実に広げていく。しかし、その後はスコアを伸ばせず粘り強くパーを重ねる展開となると、15番でアプローチのミスからついに2日間続けてきたノーボギーが途切れてしまう。さらに17番パー3でも「自分としては120点のアプローチ」が下り傾斜で止まってショートするとここもボギー。この時点で2位とは2打差となり嫌な流れになりそうなところだったが、最終18番パー5をきっちりバーディで締めトータル10アンダー単独首位でフィニッシュ。今季4勝目へ最高の位置で最終日を迎えることとなった。
予選落ちを喫した「三井住友VISA太平洋マスターズ」の第2ラウンド15番ホールから続いていたノーボギーは途絶えたものの、この日も池田節は快調だ。この日のラウンドについては「満足ではないけどそれなりのラウンド。これだけのコースで1個や2個のボギーはあって当たり前だよ」とコメント。報道陣からの順位は気にしたか? との質問には「あんま気にしてないので大丈夫です」。3打差については? 水を向けられても「差はないと思って、まずは18ホールをいかに回りきるかを考えたほうがいいと思います」とあくまでそのスタンスは揺るがない。勝負どころを勝ちきる池田の強さはこの合理的な考えの上に成り立っている。
「2002年以来日本人が勝ってないの知らなかったよ。まぁ日本だから日本人が勝ちたいよね」第1回大会勝者の宮本康弘から尊敬する尾崎将司を含め、これまで36回の開催中5人しか誕生していない日本人王者。8年ぶりの重い扉をこじ開けるのは日本が誇る若大将の強心臓だ。