<ゴルフ日本シリーズJTカップ 事前情報>◇1日◇東京よみうりカントリークラブ(7,016ヤード・パー70)
泣いても笑ってもこれが最終戦。「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が東京よみうりカントリークラブを舞台に2日(木)開幕を迎える。本戦を翌日に控えプロアマが開催されたこの日、賞金王を争う金庚泰(キム・キョンテ)、石川遼、池田勇太の3人も闘志を胸に18ホールのラウンドをこなし、コースの状態と自身の調子の最終確認を行った。
遼、勇太、キョンテそれぞれの賞金王への条件とは?「番記者通信」
逆転で賞金王を狙う石川は昨日に引き続きこの日のプロアマでも「すべてが良くなっている」と好感触をキープ。いよいよ明日初日を迎えることについては「正直緊張もあるでしょうし、意気込みが強い分、力みもあると思う」とやはり普段どおりとはいかないといった様子だが、賞金王へ向けてやるべきことが明確なだけに覚悟は決まっている。「道は1つしかない。1打1打最善を尽くしていくことが大切」力みも緊張も受け入れ、無我夢中で2年連続の頂点を狙う。
石川よりさらに厳しい条件に置かれている池田は、ここに来て新アイアンの投入を決めた。気温が下がり体が動かなくなってくる時期にあわせて投入する予定だったが「フェニックスくらいから使おうと思っていたけど、暖かかったしシーズン使っていたものでやっていけるだろうと」先週までは変更せずに通してきた。しかし、「今週は天気も良くないみたいですし、気温も上がっていかないので色々な状況に対応できるアイアンを使っていくことにした」とやや易しめに作った新兵器の投入を決意。厳しいコンディションでも生命線のキレのあるアイアンショットで逆転賞金王をもぎ取る。
今大会勝つしかない石川、池田共にキーポイントに挙げているのが東京よみうりCCのグリーンだ。池田が「ここはグリーンが難しいから、最終的にはグリーン上がキーになってくる」と警戒すれば、石川も「スコアはグリーン上次第」とスコアメイクのポイントに挙げた。しかし、難グリーンを恐れているだけでは栄冠は掴めない。池田は「自分なりの攻め方を作って、明日から試していきたい」と独特の言い回しでコース攻略に意気込み。石川は「下りのラインを残すことを恐れるよりは、限りなくカップを狙っていく姿勢は貫いていきたい」と攻めのゴルフを貫く構え。精密機械のような安定感を誇るキョンテのゴルフが勝るか、石川、池田の爆発力が勝るか、最後の大一番がいよいよ幕を開ける。
泣いても笑ってもこれが最終戦。「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が東京よみうりカントリークラブを舞台に2日(木)開幕を迎える。本戦を翌日に控えプロアマが開催されたこの日、賞金王を争う金庚泰(キム・キョンテ)、石川遼、池田勇太の3人も闘志を胸に18ホールのラウンドをこなし、コースの状態と自身の調子の最終確認を行った。
遼、勇太、キョンテそれぞれの賞金王への条件とは?「番記者通信」
逆転で賞金王を狙う石川は昨日に引き続きこの日のプロアマでも「すべてが良くなっている」と好感触をキープ。いよいよ明日初日を迎えることについては「正直緊張もあるでしょうし、意気込みが強い分、力みもあると思う」とやはり普段どおりとはいかないといった様子だが、賞金王へ向けてやるべきことが明確なだけに覚悟は決まっている。「道は1つしかない。1打1打最善を尽くしていくことが大切」力みも緊張も受け入れ、無我夢中で2年連続の頂点を狙う。
石川よりさらに厳しい条件に置かれている池田は、ここに来て新アイアンの投入を決めた。気温が下がり体が動かなくなってくる時期にあわせて投入する予定だったが「フェニックスくらいから使おうと思っていたけど、暖かかったしシーズン使っていたものでやっていけるだろうと」先週までは変更せずに通してきた。しかし、「今週は天気も良くないみたいですし、気温も上がっていかないので色々な状況に対応できるアイアンを使っていくことにした」とやや易しめに作った新兵器の投入を決意。厳しいコンディションでも生命線のキレのあるアイアンショットで逆転賞金王をもぎ取る。
今大会勝つしかない石川、池田共にキーポイントに挙げているのが東京よみうりCCのグリーンだ。池田が「ここはグリーンが難しいから、最終的にはグリーン上がキーになってくる」と警戒すれば、石川も「スコアはグリーン上次第」とスコアメイクのポイントに挙げた。しかし、難グリーンを恐れているだけでは栄冠は掴めない。池田は「自分なりの攻め方を作って、明日から試していきたい」と独特の言い回しでコース攻略に意気込み。石川は「下りのラインを残すことを恐れるよりは、限りなくカップを狙っていく姿勢は貫いていきたい」と攻めのゴルフを貫く構え。精密機械のような安定感を誇るキョンテのゴルフが勝るか、石川、池田の爆発力が勝るか、最後の大一番がいよいよ幕を開ける。