毎週、ゴルフツアー会場で選手たちを撮影し続けるプロカメラマン。インサイドロープでプロゴルファーの凄みや熱気を感じ、ときおり会話のやりとりを見聞きするなど、“試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な景色を紹介する。【HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP編】
最終日は、ほぼチェ・ホソン(韓国)と今平周吾の一騎打ちだった。ホソンが単独首位で最終ラウンドをスタートしたが、1打差から追いかけてくる今平とは終盤まで接戦が続いた。
今平が1打リードしたかと思えば、すぐにホソンが逆転。その後2人が横並びになり…、激戦が繰り広げられる。そんな優勝争いだけでなく、見ていて印象的だったのがあまりにも対照的な2人のキャラクターだ。
コミカルな動きで観客から笑いを起こすホソン。バーディを獲れば大きくガッツポーズ、外せばのけぞって悔しがる。オーバーアクションで、18ホール中ころころと感情を表現する。一方の今平といえば、淡々としたプレーがおなじみ。ボギーを叩いても動じず、ギャラリーからの歓声には片手を軽く挙げて応えるだけだ。
優勝争いがヒートアップするにつれて、それぞれの個性が際立つ。「ホソン選手は、後半に入って歓声や声援が大きくなるにつれて、アクションもより増えていった気がします。そういう周囲の雰囲気も、ホソン選手は好きなんだと感じました」と佐々木啓カメラマン。そんなホソンの雰囲気につられるように、勝負が佳境を迎えると今平もガッツポーズをとる姿が見られた。
17番で今平がボギー、ホソンがバーディで2打差が開き、最終ホールをともにパーで終えてホソンが逃げ切り優勝。「今回はホソン選手が両手を突き上げて勝利を喜びましたが、今平選手の力強い勝利のガッツポーズも、次は見られるかもしれませんね」(佐々木カメラマン)。
最終日は、ほぼチェ・ホソン(韓国)と今平周吾の一騎打ちだった。ホソンが単独首位で最終ラウンドをスタートしたが、1打差から追いかけてくる今平とは終盤まで接戦が続いた。
今平が1打リードしたかと思えば、すぐにホソンが逆転。その後2人が横並びになり…、激戦が繰り広げられる。そんな優勝争いだけでなく、見ていて印象的だったのがあまりにも対照的な2人のキャラクターだ。
コミカルな動きで観客から笑いを起こすホソン。バーディを獲れば大きくガッツポーズ、外せばのけぞって悔しがる。オーバーアクションで、18ホール中ころころと感情を表現する。一方の今平といえば、淡々としたプレーがおなじみ。ボギーを叩いても動じず、ギャラリーからの歓声には片手を軽く挙げて応えるだけだ。
優勝争いがヒートアップするにつれて、それぞれの個性が際立つ。「ホソン選手は、後半に入って歓声や声援が大きくなるにつれて、アクションもより増えていった気がします。そういう周囲の雰囲気も、ホソン選手は好きなんだと感じました」と佐々木啓カメラマン。そんなホソンの雰囲気につられるように、勝負が佳境を迎えると今平もガッツポーズをとる姿が見られた。
17番で今平がボギー、ホソンがバーディで2打差が開き、最終ホールをともにパーで終えてホソンが逃げ切り優勝。「今回はホソン選手が両手を突き上げて勝利を喜びましたが、今平選手の力強い勝利のガッツポーズも、次は見られるかもしれませんね」(佐々木カメラマン)。