今季も残すところ、最終戦を含めて4試合。賞金王やシード権争い、そして「ゴルフ日本シリーズJTカップ」への出場資格をかけた戦いも、まだまだここからが本番。今週の御殿場大会で活躍を見せるのは誰か。ツアー9勝を誇り、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の広報担当理事を務める佐藤が挙げた注目選手は?
かわいい! 富士の麓で稲村亜美がスマイル【大会フォト】
■3〜5%増し!? パワーヒッターが一歩リード
昨年大会で注目されたのが、会場の太平洋クラブ御殿場コースの全面改修が行われたこと。世界的なコース設計家のリース・ジョーンズ氏を迎え、松山英樹が監修として参加。昨年は総距離が7246から7327ヤードに変更、2つのパー5をパー4に変えるなどパー72から70へと変更され、今年は7262ヤードのパー70で開催される。
「私のイメージでは、飛距離が出る選手が強いコースです」。昨年覇者の額賀辰徳といえば、ツアートップの飛ばし屋。歴代覇者にも小平智、松山英樹、石川遼など距離の出る選手が名前を連ねている。標高1000メートルに位置する「フジサンケイクラシック」(富士桜CC)ほどではないものの、富士の麓で若干標高が高い本コース。通常時よりも3〜5%ほど飛ぶと見込まれている。全面改修でグリーン周辺の造形や池の形状も徹底改修され、戦略性も、より高められた。「パワーヒッターで球が高い人のほうが恩恵を受けるし、そのぶん番手の差も出ます」。ティショットで距離を稼ぎ、セカンドショットは短いクラブで狙っていく必要がある。
■フェードで打ちたくなる… ポイントは6番と18番
もうひとつ、歴代優勝者で多いのがフェードヒッター。「私が現役の時、ここのコースにはなんとなく苦手意識がありました。何ホールかフェードで打ちたいというホールがある」。例として挙げたのが、6番パー4(510ヤード)と18番パー5‘(525ヤード)。
6番は昨年からパー5からパー4に変更。ランディングゾーン左にバンカーが新設され、グリーンの右サイドには大きな池が広がる。「パー5なら刻む選択肢もありましたが、4になるとそうはいかない。セカンドショットは池のプレッシャーもあって、左のバンカー側からフェードを打っていきたい景色です」。18番はグリーン左にバンカー、右手前には池が待ち構えている。「ここは2オンを狙っていきたいホール。飛ばし屋ならアイアンで行くのでそこまでフェードを意識しなくてもいいと思いますが、ウッドを持たされる選手だと左からフェードを打っていきたいというイメージです」。歴代優勝者の小平、松山、片山、デービッド・オー(米国)、谷原秀人らにも見られるように、今年もフェードヒッターが活躍しそうだ。
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■3〜5%増し!? パワーヒッターが一歩リード
昨年大会で注目されたのが、会場の太平洋クラブ御殿場コースの全面改修が行われたこと。世界的なコース設計家のリース・ジョーンズ氏を迎え、松山英樹が監修として参加。昨年は総距離が7246から7327ヤードに変更、2つのパー5をパー4に変えるなどパー72から70へと変更され、今年は7262ヤードのパー70で開催される。
「私のイメージでは、飛距離が出る選手が強いコースです」。昨年覇者の額賀辰徳といえば、ツアートップの飛ばし屋。歴代覇者にも小平智、松山英樹、石川遼など距離の出る選手が名前を連ねている。標高1000メートルに位置する「フジサンケイクラシック」(富士桜CC)ほどではないものの、富士の麓で若干標高が高い本コース。通常時よりも3〜5%ほど飛ぶと見込まれている。全面改修でグリーン周辺の造形や池の形状も徹底改修され、戦略性も、より高められた。「パワーヒッターで球が高い人のほうが恩恵を受けるし、そのぶん番手の差も出ます」。ティショットで距離を稼ぎ、セカンドショットは短いクラブで狙っていく必要がある。
■フェードで打ちたくなる… ポイントは6番と18番
もうひとつ、歴代優勝者で多いのがフェードヒッター。「私が現役の時、ここのコースにはなんとなく苦手意識がありました。何ホールかフェードで打ちたいというホールがある」。例として挙げたのが、6番パー4(510ヤード)と18番パー5‘(525ヤード)。
6番は昨年からパー5からパー4に変更。ランディングゾーン左にバンカーが新設され、グリーンの右サイドには大きな池が広がる。「パー5なら刻む選択肢もありましたが、4になるとそうはいかない。セカンドショットは池のプレッシャーもあって、左のバンカー側からフェードを打っていきたい景色です」。18番はグリーン左にバンカー、右手前には池が待ち構えている。「ここは2オンを狙っていきたいホール。飛ばし屋ならアイアンで行くのでそこまでフェードを意識しなくてもいいと思いますが、ウッドを持たされる選手だと左からフェードを打っていきたいというイメージです」。歴代優勝者の小平、松山、片山、デービッド・オー(米国)、谷原秀人らにも見られるように、今年もフェードヒッターが活躍しそうだ。